仕事でもプライベートでも、何かを達成したい時、私たちは目標を立てる。その時に考えるのは、「自分が達成できるかどうか」ということだろう。しかし、「達成できるかどうか」だけを基準にしていては、それがあなたの成長を妨げることになるかもしれない。
現実的な目標はあなたの可能性を狭めている
目標を決める時、今の自分の実力に焦点を当てて考える人が多いだろう。このような目標の立て方は現実的ではあるが、モチベーションという面ではあまり効果的ではない。また、あなたは本来、目標以上の結果を出せる力を持っているかもしれないのに、その可能性を狭めてしまっているということもある。
目標を立てる時は、それを達成した時の自分をイメージしてワクワクできる目標にすると良い。例えば、「営業成績で社内で1番になる」や「自分の本を出版して世の中の人に影響を与える」といったものだ。
非現実的な目標が達成されやすい理由
そのような目標の立て方では、実現不可能だと思われるかもしれない。しかし、意外とそういう目標ほど達成されやすい。それには、大きく2つの理由がある。
①大胆な目標は周りの力を引き出す
大きな目標に向かって頑張る姿は、多くの人を惹き付ける。最初は冷ややかな目で見ていても、必死に頑張っている姿を見ていたら人は応援したくなるものだ。例えば、ベンチャー企業の社長などが典型的である。ベンチャー企業は、社長が大きな目標を掲げ、そこに共感したり憧れを抱いた人が、「この人についていきたい」「自分も関わりたい」と思って働く場合が多い。その結果、想像もできなかった結果を残すこともある。
②大胆な目標は自分の力を引き出す
あえて大胆な目標を立てることは、それまでのあなたの枠を超えるということである。ワクワクするし、モチベーションも上がるだろう。そして、それまで出来ないと思っていたことも出来るようになったり、乗り越えられないと思っていた苦境を乗り越えられるようになる。大胆な目標は、現実的な目標を目指した時よりも、はるかに高い場所へと導いてくれる。
大胆な目標を設定するのは勇気が要る。しかし、大胆な目標はその分あなたの可能性を広げ、結果に関係なく人生を豊かなものにしてくれるはずだ。これを機会に、目標設定の基準を考え直してみてはどうだろうか? それまで見たこともなかったような世界が開けるかもしれない。
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