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皆さんは突然チャンスが降ってきたとき、それを手にすることができるでしょうか? 普段から目の前のチャンスを掴む準備をしていないと、せっかくの機会を見逃してしまう可能性があります。特に、普段から不測の事態に対して逃げ癖がついていると、イレギュラーな出来事には飛び込みづらいものです。しかし、チャンスはそもそも予測できないもの。成功の有無を考えず、まずは行動することが必要不可欠でしょう。
『最高の人生を手に入れる習慣』にという本によると、チャンスがないと嘆くのではなく、チャンスを呼び込む努力をすべきとのこと。ここでは、チャンスを掴む上で大切なことをお伝えします。
人生はチェスである
私たちがせっかくのチャンスを逃してしまう最大の原因とはなんでしょう? その答えとなるのは、自身の判断ミス。人生はチェスと同じで、全ての動きに意味があり、どんな決定も何かしらの結果をもたらします。どんな些細な行動もミスとなる可能性を秘めており、そういった意味で自分自身こそが最大の敵だと言えるでしょう。
以下に、自らチャンスを呼び込むための3つの項目をご紹介します。
1. 意志の強さ
人は誰もが粘り強さを発揮できますし、これに勝る資質はありません。目標に向かって邁進していると、必ず批判や攻撃をされ、打ちのめされることもあります。しかし、常にもう1ラウンド戦うという意志をもち、実行することが大切です。
2. 失敗の捉え方
失敗は私たちに諦めを迫りますが、それに屈してはいけません。失敗すると落ち込んでしまい、そのことはもう考えたくないという人もいるかもしれませんが、プラス面を考えることが大切です。どんなに痛い失敗も、言ってしまえば一時的なものにすぎません。むしろ成長する絶好の機会、だとプラスに考えてモチベーションを上げましょう。ただし、同じ失敗だけは繰り返さないよう注意が必要です。
3. 人脈作り
著者によると、人脈は純資産であるとのこと。それは、よりよい人脈や質の高い人間関係を築くことでチャンスを呼び込み、公私にわたって充実した人生を送ることができるからです。人脈には、以下の3種類があります。
1. 家族や友人など生活上の人脈
2. 同好会の仲間や近所の人、ネット上の知人など社交上の人脈
3. 同僚や取引先など職業上の人脈
人脈づくりでは、もちろん人数が多い方がよいのですが、さらに重要となるのが質です。単なる知り合いではなく、相手と深く頻繁に交流をし、信頼を得ることが決め手になります。また、相手の事情を配慮することも大切です。
私たちにとってチャンスを潰してしまう最大の敵は、たいてい自分自身。成功のスタートラインに立つためにも、まずは普段の意識づけから変えてみませんか?
本書では「粘り強さを発揮する」「喜びを見つける」といった、人生を変える50のルールが紹介されています。世界的に著名な人たちのエピソードや言葉も綴られているので、さらなるヒントをきっと得ることができるはずです。
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