最近、盲導犬に関する悲しい事件が話題になりました。視覚障がいを持つ人々にとって白杖や点字ブロック、盲導犬などが頼りです。日本でも多くの場所でバリアフリーへの配慮が見受けられますが、それでも足りないのが現状。
海外ではそんな問題を解決すべく、テクノロジーの力で視覚障害者の歩行をサポートするデバイスが開発されています。
ビーコン技術で視覚障害者をナビゲートするヘッドセットを開発中
そのデバイスは「Microsoft」が開発中。まだ具体的な製品名は明かされていませんが、近年活用が進んでいる「ビーコン技術」を使って視覚障害者をサポートするヘッドセットの開発を進めています。
ビーコン技術をもとに目的地までの道を音声ナビゲーションするもののようです。
視覚障害を持っている全ての人が安全に街を歩けるように
盲導犬は、視覚障がい者が街を歩くときの目の代わりとなる存在。しかし、盲導犬を訓練するのには多額の費用がかかるため、盲導犬の数も足りません。そのため、外を歩いている時に危険を感じることも多いそうです。
こうしたヘッドセットのようなデバイスは広く普及させることができますし、盲導犬よりもコストも低いとのこと。すべての人が街を安全に歩くことが出来る社会に向けて、一役買ってくれそうですね。
最近ロンドンで試験を行い、一定の成果は得たそうですが、まだ課題も多い状態だそう。Microsoftの今後の開発に期待したいですね!
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