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ビジネスやスポーツなど、初めてのフィールドでスタートを迎えるメンバーは、余程のことがない限り能力に大きな差はありません。しかし、いつの間にかそれが大きく開き、かたや「エース」と呼ばれるようになり、かたやその場を去っていく。そういった光景は、様々な場所で幾度となく見られてきたことでしょう。
では、そういった差は一体、どのような点で生まれてくるのでしょうか?
ここでは、モーニング娘やAKB48など、300組以上のアーティストにダンスの指導を行ってきた夏まゆみ氏が提示する「エースの条件」を、『エースと呼ばれる人は何をしているのか』という本から紹介します。
エースの資格
必ずしも、エース=「一番を目指すこと」ではありません。以下に紹介するの3つの習慣を持つことで、「 自分自身のよさ」を最大限に引き出して成長できる人がエースだと著者は述べています。エースの条件は当たり前のようで、身に付けるのが難しいものでした。それでは、エースの資格となる3つの習慣を見ていきましょう。
①自己を確立する
自分が何を目指していて、そのためには何を今すべきかを明確にすること。それが、自己を確立するための第一歩となるでしょう。
②自信を持つ
著者は、自身を持つことはそれほど難しいことではない、と述べています。自分に自信が持てない人は、 足りない部分ばかり見るのではなく、強みの方に目を向けること。1つでも良いので、誰にも負けない強みを見つけられれば、それを誇りとし自信を持って大丈夫です。
③前に向かって進む
恥を恐れるか、恐れないか。それは、前に進もうとする自分にブレーキをかけて勢いを殺すのか、アクセルを踏んで勢いをつけるのかと同じです。
前向きに考え、行動できることは、他のどんな弱点を補ってもあまりあるほどの 強みになります。
いかがでしたでしょうか? 特別な才能やスキルではなく、「自己を確立し、自信を持ち、前に向かって進む」ことが著者の言う「エースの条件」。他人の評価を気にしすぎず、積極的な思考で自分自身と向き合っていくことが大切なのかもしれませんね。
他にもこの著書では、「エースは群れない」「エースの努力」などの話が展開されています。気になった方は一度お手に取ってみて、エースになるための方法をさらに探ってみては?
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