ホリエモンこと堀江貴文が、メルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。この中でホリエモンが、最近アリババへの投資で大成功した孫正義の強さを語っています。
中国のEC会社アリババグループが9月19日に上場しました。その新規株式公開(IPO)時の調達額は歴代IT企業の中でも最大。そして、このアリババの上場で最大の勝者になったのがソフトバンクの孫正義です。2000年に彼が20億円で取得したアリババ株は、現在では8兆円にまでなりました。孫正義が今回なぜ成功したのかは誰もが気になると思いますが、ホリエモンは彼の成功についてどう考えているのでしょうか?
「孫さんが来たら、敵わないよ」
「堀江貴文のQ&A vol.390~投資は説得力と資金力!?~」で取り上げた質問は、「ソフトバンクの孫正義さんはアリババに投資してかなり儲けました。なぜあそこまで見事に的中させたのでしょうか? 堀江さんの意見が聞きたいです」というもの。
この質問にホリエモンは、「アリババが成長すること自体は簡単に分かると思います。孫さんがすごいのは、莫大な資金力とトップダウンで何でも決定できること。そして、説得力です。ジャック・マー(アリババ創業者)も自分で成功させる自信があったはずなので、本当はソフトバンクの資金援助はそこまで必要なかったでしょう。それを押し切ったのが、孫さんの説得力です」と回答。
孫正義がすごかったのは成長を予測する力ではなく、資金力と説得力とのこと。ホリエモンは、「僕にお金があったとしても、ジャック・マーを説得できない。きっと、かなり粘り強いんだろうね」と話します。
ホリエモンによると、ここで求められる粘り強さとはただ時間をかけるのではなく、チャンスを狙って即断即決を頼むことだそうです。こうした思い切りの良さが、孫正義の最大の強みなのかもしれません。
ホリエモンは、自身が小学生のころから社長をしている孫正義を高く評価。「僕が買いたかった案件を、いくつも孫正義に買われているからね。出す金額が違うから、孫さんが来たら絶対敵わない」と先輩経営者である孫正義に尊敬の念すら示しています。
「堀江貴文のQ&A vol.390~投資は説得力と資金力!?~」では、ホリエモンがサムライインキュベートの榊原健太郎と一緒に、事業家としての孫正義について語ります。ホリエモンから見た孫正義はどんな人物なのか、ぜひ確かめてみてください!
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