職場には様々な上司がいますよね。上司たるもの、部下のロールモデルとなるような輝かしい存在でありたいものです。実際には、あんな風になりたい! と憧れる上司もいれば、ちょっと苦手な上司もいるかもしれません。では、部下から憧れられない上司とはどんな上司なのでしょうか?
何事も余裕がない態度はNG
「マイナビウーマン」の調査によると、働く女性が憧れない女性上司像の代表例は以下のような結果となりました。
男性社員をライバル視する
仕事を頑張るのは良いことですが、敵意むき出しで仕事をしている姿は部下から見ると、少し痛々しく見えてしまうようです。
イライラしていると攻撃的な態度を取る
仕事をしていればイライラしてしまうこともありますよね。でも、露骨に態度に出してしまうと部下が委縮してしまい、職場全体の雰囲気も悪くなりかねません。イライラしても周りを巻き込まないよう、余裕のある態度を心掛けたいものです。
部下から憧れられない上司の特徴として挙げられたのはどれも、周りのことを考えられない、余裕のない態度でした。仕事が軌道に乗り、業務が立て込んでいて忙しい時ほど、このような態度を取ってしまいがちではありませんか?
忙しい時ほど本性が見える
忙しい時ほど追い込まれた気分になり、自分のこと以外見えなくなってしまう人も多いはず。忙しくてイライラしたり、焦っている時は冷静な判断が出来なくなり、言動が先走ってしまいがちです。理性が利かなくなり、意識や感情のコントロールが出来ないために、本能のままに動いてしまうものです。
仕事が雑になったり、人に冷たくなったり、考えが自己中心的になってしまったり......。忙しい時ほど立ち止まって自分を客観的に見つめてみると、自分の本性が見えてくるはずです。でも、実はこのような本性は理性や意志でコントロール出来るもの。そのためにはまず、心に余裕を持ちましょう。
では、どうすれば自分の意識や感情をコントロールし、心に余裕を持つことが出来るのでしょうか?
忙しくて余裕がない時こそ人のために時間を割く
一見すると逆効果にも思えますが、アメリカのある研究で、忙しい時ほど人のために時間を割いた方が心に余裕が生まれると証明されています。
他の人のために時間を使うことで、自分には余分な時間があるように感じられるようです。また、余裕がない時ほど自分を客観的に見られなくなってしまうもの。人のために時間を割くことで、自分を客観的に見る機会も生まれます。余裕がない時ほど、あえて人のために時間を使ってみてはいかがでしょうか?
忙しい時ほど本性が見えるもの。忙しい時にも余裕のある態度で接する事が出来る上司ならば、周りも仕事がしやすくなりますよね。あなたが忙しくて周りが見えなくなっていても、意外と周りはあなたのこと、しっかり見ていますよ。
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