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「なんだかんだ言って、高いものが好きなんだろ?」―ホリエモンがスタバの商品戦略を解き明かす!

野口直希

2014/10/11(最終更新日:2014/10/11)


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 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。ここでホリエモンは、異様に値段が高いコーヒーショップの秘密を解き明かしています。

 スタバをはじめとするコーヒーショップは、商品に比べて明らかに値段が高いですよね。最近はコンビニコーヒーなどの強力な競合がいるのに、どうして値下げをしないんでしょうか?ホリエモンが、コーヒーショップの商品戦略を説明してくれます。

「高いことが価値なんだよ!」

 「堀江貴文のQ&A vol.382~高級感が大事!?~」で取り上げた質問は、「コーヒーショップには料金に店でくつろぐ費用も含まれているため、テイクアウトをした人は少し損した気分になると思います。テイクアウト時には割引すれば、回転率も上がってコンビニコーヒーへの対抗策になりそうですが、なぜ実施されないのでしょうか?」というもの。

 この質問にホリエモンは、「安売りしてまで客を増やしたくないんじゃないでしょうか。ブランド力、高級感が売りの1つでもありますから」と回答。そもそも客はあの値段が好きなのだから、安売りする必要がないと話しています。また、全国展開しているスタバの中でも一番値が張るのは上海のスタバですが、中国人は特にスタバが大好きだそうです。

 また、「味が好きだから行くんだ」と言う人もいますがそれにもホリエモンは懐疑的。「味なんてどれも一緒なのにね。実際は、ただ値段が高いものが好きなだけだろう」と一刀両断しています。

 商品を買わせるためには、基本的には値段は安い方がいいはずですが、時には例外もあります。値段が高いことで返って商品価値を上げているのが、これらのコーヒーショップなんですね。コーヒーがリラックスタイムための嗜好品であることも、こうした高級路線とマッチしているのかもしれません。リラックスするときには、誰だってちょっと良いものを飲んで優雅な気分になりたいですからね。

  「堀江貴文のQ&A vol.382~高級感が大事!?~」では、ホリエモンがステーキけんなどの社長で知られる井戸実さんと商品の値段と価値の関係について話します。また、井戸さんが最近開いた焼き鳥屋「瀧口」では、4900円で食べられるコース料理も紹介。こちらは美味しさの割に値段も安いので、ホリエモンも大絶賛です!今回も盛りだくさんのホリエモンチャンネル。仕事の息抜きに、ぜひ見てください!



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