取引先との商談や社内外でのプレゼンテーション、部下上司とのコミュニケーションなど、ビジネスの現場では「会話」が非常に重要だ。意見を論理的に述べることももちろんだが、相手の本音を聞き出すこともとても重要だ。本音を聞き出せるか聞き出せないかで、ビジネスのその後の行方が大きく変化することもあるだろう。ただ、本音を引き出すというのは、なかなかすぐにできるものではない。テレビなどでおなじみの芸能レポーター・井上公造さんの著書『一瞬で「本音」を聞き出す技術』には、芸能レポーター歴28年、10万人以上の取材から培った、相手から本音を引き出すヒントが満載だ。
本音を聞き出すための基本
人によって付き合いの深い人/浅い人がいるだろう。井上さんは、付き合いの浅い人たちとの付き合いをその場限りで終わらせないために、心がけていることがあるという。
本音を引き出すためのコツ
知り合いをたくさん作る
芸能レポーターは、世に出る前の情報を沢山握っている。その情報を得るコツは、”知り合い”をたくさん作ることだという。
相手の興味のあることを引き出す
初対面の相手に核心を突くような質問をされても、素直に答える人はなかなかいないだろう。重要なのは、場をあたためることだという。
喜怒哀楽を聞く
人間が一番興味があるのは人間
「人間が一番興味があるのは人間」ーーこの言葉に、本音を引き出すコツの根本が詰まっていると思う。いくらコツを掴んだからといって、自分に興味のない人間に本音は語れない。まずは相手に興味を持ち、その上で井上さんのコツを実践すれば、話を聞くことの楽しさが見えてくるかもしれない。興味を持った人は是非本著をご一読あれ。
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