2015年度の国家予算の要求が101兆円6806億円で過去最大となったと財務省が発表しました。
過去最大の予算となった要因として、高齢化が進んだことによる社会保障費の増大とアベノミクスの1つである地方創生のための特別枠の予算を設けたことが挙げられます。
100兆円をも超える国家予算の内訳は、どうなっているのでしょうか。
予算の割合としては、社会保障費が約31兆円、政策経費が約7兆円、その他の政策経費が約38億円、国債費が約26兆円となっています。
省庁別に見ると、1番多いのが厚生労働省の31兆6688億円、続いて総務省が16兆9105億円、国土交通省が6兆8474億円です。
社会保障費ないしは厚生労働省の予算が全体の3割も占めていますが、具体的にどのように使われる予定なのでしょうか。
高齢化に伴う年金や医療費の増大へ充てることにもっとも重視しており、その予算額は8155億円です。
他にも少子高齢化対策や女性の躍進、若者の雇用対策、医療費抑制などが盛り込まれているようです。特に、女性の社会進出は安倍総理の掲げる大きな目標の1つなので、力が入ってます。
2015年度の予算は、厚生労働省だけでなく防衛省も過去最大を記録しました。財務省は、年末の予算編成で今回100兆を超えてしまった予算を100兆円以内に収める予定とのことです。
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