今年、スマホの普及率が5割を越えました。国民の2人に1人がスマホを携帯している時代です。スマホを持っていると簡単に連絡をとることが出来たり、娯楽として利用出来たり、非常に便利。しかし、そんなスマホも1歩間違えてしまえば、多くの犯罪に巻き込まれる恐ろしいものとなってしまうのです。
交流サイトを通じて犯罪被害に遭った18歳未満の子供が、今年の上半期だけで約700人いることが明らかになりました。主な原因は、スマホ普及によるSNSの利用拡大。LINE、Twitter、Facebookなどは中高生コミュニケーションの中心。そんなSNSが今、犯罪の温床となっているのです。
最も多くの被害を出しているのは、LINEやカカオトークといった無料通話アプリで、IDさえ交換してしまえば個別に連絡を取り合うことが出来ることから、わいせつな画像を送りつけたり、執拗な連絡をする等の行為が後を断ちません。
他にも、元交際相手からプライベートな写真をネット上に流されてしまう「リベンジポルノ」も頻発しています。
そのようなSNSの被害を防ぐために様々な会社が対策を取り始めました。具体的には、利用者が18歳未満の場合には検索結果に表示されないようにしたり、出会い目的でのメール利用を禁止するため、メッセージの内容を監視したりという対策。
それ以外にも、有料サイトを見られないように規制するフィルタリング機能の向上のために携帯電話会社も対応の検討を求められています。
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