HOMEビジネス 長期目標の立て方3つのポイントとは?期間や、短期目標との違いについて解説

長期目標の立て方3つのポイントとは?期間や、短期目標との違いについて解説

Erika Kinoshita

2014/12/17(最終更新日:2021/03/29)


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やりたいことはあるけれど行動に移せずに、自分自身にがっかりしたり、後悔したりしている人もいるのではないでしょうか。

長期的・短期的な目標を立てることによって、目標を達成できる可能性があがります。

長期的・短期的な目標の立て方のポイントや、短期・中期・長期目標の違いなどを知りたい人はぜひ参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • 目標を立てるときには短期・中長期の目標を分けることが大切
  • 短期・中期・長期目標の期間は具体的にどれくらい?
  • 長期の目標を立てるときの3つのポイント

 

目標を立てるときには短期・中長期の目標を分けることが大切

「長期的な目標を立てたけど全然達成できない」「短期的な目標を立てたけど、取り組めずに終わった」という人もいるのではないでしょうか。

目標を立てる際には、短期・中長期の目標を分けて立てることが大切です。

短期的な目標だけを立てると、仕事が忙しかったり体調を崩したりすると計画が崩れてしまい、モチベーションを失ってしまいます。

中長期的な目標だけを考えると、夢を描くだけで行動に移せなかったり結局何をすればいいのかわからなかったりする場合があります。

そのため、短期的な目標で目先のやるべきことを決め、中長期的な目標で長い目を持って目標達成できるようにすることをおすすめします。

 

短期・中期・長期目標の期間は具体的にどれくらい?

短期・中期・長期目標とはいっても、どのくらいの期間が短期なのか中長期なのかわからない人もいるのではないでしょうか。

一般的に短期目標は「1週間から1ヵ月」中期目標は「3~4ヵ月」長期目標は「2〜3年」のスパンです。

また、これらの期間別の目標は自分の特性にあった立て方をすることをおすすめします。

例えば毎日コツコツ勉強できる人は、一日ずつの目標を立てると確実に成長できます。

何かを続けることが苦手な人は、毎日の目標を決めるのではなく、1週間単位の目標とし、集中的に目標に向かって努力する日を作ることを意識することをおすすめします。

自分にあった目標を立てる期間を決めることで目標を達成しましょう。

 

長期の目標を立てるときの3つのポイント

目標を立てる大切さがわかったところで、長期の目標を立てるときの3つのポイントをご紹介します。

目標を達成するための長期目標を決めるためには、以下の3つのポイントに注意することをおすすめします。

 

ポイント1.数値化された目標を設定する

長期の目標を立てるときの1つ目のポイントは、数値化された目標を設定することです。

長期的な目標を立てる際に、漠然とした「夢」を思い描きがちな人もいるのではないでしょうか。

たとえば「将来は独立起業して、都心の高層ビルにオフィスを構え、海外進出も視野に入れて事業展開する」といった夢です。もちろん、こうした大きな夢を持つことは人生にとって大変有用なことです。現在の仕事のモチベーションアップにも繋がるでしょう。

しかし、現実と離れ過ぎていては「目標」であるとはいえません。

そのために今、何をすべきか」ということが明確になってこそ、実際に仕事に生かせる目標といえます。しっかりとこうなるべきだという像が見える目標を立てるようにしましょう。

行動に移すべきことを明確にするためには、数字を使うことをおすすめします。例えば、「今から2年後には英語を話せるようになる、TOEICで800点以上を取る」「独立するために貯金を500万円貯める」などがあります。

数字を使った目標は、達成までの距離がわかりやすくなりモチベーションを維持できるのでおすすめです。

 

ポイント2.目標設定は数段階に分けて立てる

長期の目標を立てるときの2つ目のポイントは、目標設定は数段階に分けて立てることです。

「長期」という言葉にこだわると、どうしても10年先、20年先を視野に入れた目標設定をしてしまいます。

しかし、人生経験が少ないのであれば、あまりにも先の目標は立てにくため、より身近な長期目標を設定すべきです。おすすめしたいのは、1年、3年、5年の3段階で目標を設定するやり方です。

1年後にはどういうスキルを身につけておきたいのか、3年後にはどういう仕事をしていたいか、5年後のキャリアをどこに設定するのかを考えてみましょう。そして、それを実現するために必要な資格や能力があれば、具体的に情報収集したり、勉強をしたりすることを今すぐ始めることをおすすめします。

長期的な目標を立てる目的は、あくまでも「今」の行動のためにあることを忘れてはなりません。

 

ポイント3.人生計画とビジネスの目標は分けて考える

長期の目標を立てるときの3つ目のポイントは、人生計画とビジネスの目標は分けて考えることです。

例えば「5年先」というスパンの目標設定をする場合、「そのころ自分は結婚して、子供もできているかもしれない」といった人生計画が頭によぎるものです。

そうなると、「その時に必要な収入は?」とか「転勤になった場合、家族はどうする?」などといった想像が始まってしまいます。

これらのプライベートな想像はビジネスの目標設定の妨げにもなりえます。もちろん人生計画も大事ですが、思い描いているように進むとは限らないので、プライベートとは切り離してビジネスの目標を設定したほうがビジネスパーソンとしての目標はクリアな姿になるのです。

 

目標の達成率を確認し、軌道修正しよう

本記事のまとめ
  • 短期目標は1週間から1ヵ月・中期目標は3~4ヵ月・長期目標は2〜3年
  • 数値化された目標を数段階に分けて設定する
  • 人生計画とビジネスの目標は分けて考える

本記事では、ビジネスマンが長期的な目標設定を行う場合に気をつけたいポイントをご紹介しました。

夢を叶えるための目標を設定をするためには、より具体的で自分のキャリアプランに繋がるような目標を掲げる必要があります。

本記事を参考に、長期的な目標を立ててみてはいかがでしょうか。"

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