毎日仕事に追われ、息つく暇もないスケジュールを強いられているビジネスマンもいることでしょう。プライベートの時間も確保できず、「1日24時間じゃ足りない!」と嘆いてはいませんか?「1日=24時間」を変えることはできませんが、時間の使い方を工夫することで、使える時間を増やすことはできるそうです。 『レバレッジ時間術』という本が、時間管理のノウハウを教えてくれます。
タイトルにある「レバノッジ」はテコという意味で、主に投資などに用いられる専門用語。レバレッジ取引とは少ない資産で多くの取引をおこなうことを指しています。著者は、忙しいビジネスマンのタイムマネジメント法に 投資の考え方を用いるべきだとし、次のように述べています。
では、時間の「投資」とは具体的に何を指すのでしょう?「時間を投資する」とは 多忙な時間を短縮するための”仕組み”をつくること。例えば著者は、パソコン作業の時間短縮を図るために「ブラインドタッチの集中トレーニングを受ける」という投資を行ったそうです。これによりパソコン作業がスピードアップ、使える時間が増えますよね。このようにして増えた時間は原則、新たな仕組みづくりや新しい事業、さらには自分の能力を高める自己投資など、 「再投資」に回すべきだと著者は述べています。
また著者はもともとのスケジューリングの仕方について、次のように言及しています。
「天引き」してしまうことにより、残された時間の使い方がより効果的になります。限られた時間で課せられた作業をこなすための時間配分の仕方が変わり、またプライベートの時間も確保できることでしょう。
この本では投資のコンセプトを応用した、新しいタイムマネジメント術を学ぶことができます。効率よく「投資」をしていけば、使える時間はお金のように増えるようですね。なかなか自分の時間を確保できない、という人は、時間の「投資術」をこの本から教わってみてはいかがでしょうか?
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