数ある会社の中で本当に働きやすい会社ってどこなんだろう?と考えたことがある人も多いはず。企業リサーチサイトを運営している Vorkersの調査によると、新卒と中途の社員で働きやすいと感じている会社が全く異なっていることがわかりました。
「働きやすい会社ランキング」新卒と中途の違い
新卒社員に評価が高い会社のトップは「ボストンコンサルティンググループ」と「三春情報センター」という結果に。新卒入社の社員は年次や役職に関係なくフラットな「なじみやすい環境」と自分のやる気次第で貪欲に学べる「成長できる環境」を会社の魅力として挙げる声が多いようです。
一方、中途社員に評価が高い会社のトップは「経営共創基盤」というコンサルティング会社という結果に。同社の従業員からは多様なバックグラウンドを持つ人材の集まりで、風通しが良いという声が多く挙がっています。他の会社も中途入社の社員は「多様性を尊重する風土」を会社の魅力として挙げる声が多いよう。
なぜこんなにも違いが...?
同調査によると新卒の社員は年齢と共に会社への評価が高くなり、中途の社員は年齢と共に会社への評価が低くなっていくという結果も出ています。
新卒社員は入社したての何もわからない状態から同じ場所で自分の成長を実感しながら仕事をしています。自分が育ってきた場所に対する愛着を感じ、会社に対して帰属意識を持つ社員が多いため、年齢と共に会社への評価が高くなると言えるでしょう。
一方の中途社員は何年か他の会社で経験を積み、ある程度成長した状態で他の会社へ移ります。中途社員の経歴は様々な経験を積み、帰属意識を持つよりも自立している社員が多いです。そのため、会社に対して成長よりも多様性の尊重を求める傾向にあるのはないでしょうか?
どんなに世間的に良いと言われている会社でも、自分にその会社の環境が合わなければその人のキャリア人生は不幸なものになってしまいます。自分に合った環境の会社を見つけることが、これからのキャリア人生をどう過ごすか決める上でも大切なことです。今一度自分のキャリア人生にとって何が1番大切か、見つめ直してみてはいかがでしょうか?
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