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幸せな気持ちで取り組むと効率が上がる?!デンマークが幸福度も生産性も高いワケ

Rio

2014/09/11(最終更新日:2014/09/11)


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 いいことがあって気分が良い時は全部が上手くいく気がする、なんて感じたことがある人も多いはず。実際にイギリスのチームの研究により、幸せな気持ちで物事に取り組むと生産性が約12%も上がることが報告されています。では、幸福度と効率の関係性とはいかなるものなのでしょうか?

”いいことがあると上手くいく気がする”のメカニズムとは?

 イギリスの研究チームによると、人は自分の決断で行動した時にエネルギーが高まり、幸福だと感じるようです。

両氏によると、「主観的なバイタリティー」が高まるのは、自主性、権限、つながりといった基本的な心理要求が満たされた時なのだとか。中でも、「自主性」がエネルギーレベルに大きな影響を与えるそうです。自らの決断によって行動するとき、エネルギーが高まります。

出典: 幸福とモチベーションの複雑な関係 | ライフハッカー[日本版]

 実際、自分が進んで行動して楽しいと感じる時間ほど集中して取り組めて、時間が過ぎるのをあっという間に感じますよね。逆に、自分の興味がないことに取り組んでいる時や人に押し付けられて行動している時、時間の経過が遅く感じられるものです。

幸福と効率の関係を体現する国「デンマーク」

 幸せな気持ちで仕事に取り組むと、仕事の効率も上がるということを証明している国があります。それが、デンマーク。デンマークは「世界幸福度報告書」において2年連続で1位になっただけでなく、人口550万人程の小さな国ながら「世界競争力ランキング」でも常に上位に入るという、まさに幸福度と生産性の高さを兼ね備えた国です。

 仕事とは何ですか?という問いに対して、あるデンマーク人は以下のように語っています。

会社にとって価値をもたらすタスクを完了すること。それはサービスかもしれないし、または会社にとって価値をもたらす何らかのタスクかもしれない。会社にサービスを私は提供しているのです。だから彼らは自分にお金を払っている。

 仕事を楽しいと思うときもあります。技術に関する話をしていても仕事とは思えないくらい楽しいときがある。単純にやらなければいけないからやる仕事ではなくて、楽しめる仕事を見つけることに重点を置いています」

出典: デンマーク流「幸せな働き方」 - ダイヤモンド・オンライン

 このデンマーク人のように、多くのデンマーク人が仕事を「やらされているもの」ではなく、「自分が会社や社会に対して価値をもたらすこと」と捉えているよう。この考え方こそエネルギーの原点である、自主性を象徴していると言えますよね。

 確かに、仕事はいつも楽しくて幸福なものばかりではありません。でも、そんな中でも自分が幸せだと思えるポイントを見つけて仕事に取り組むことが、仕事の効率を高めることに繋がるのではないでしょうか?


 自分の心持ちや物事に対する見方を変えるだけでも、効率を高めることは出来るのです。人生の中でも多くを費やす仕事の時間。せっかく多くの時間を費やすのならば、楽しく効率的に取り組みたいもの。仕事の効率を上げたいという方は、明日から仕事に取り掛かる前に、幸せな気持ちを意識してから仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか?

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