毎年、水難事故は後を断ちません。特に海などでは子供だけでなく大人であっても溺れて亡くなってしまう人が残念ながらいます。また、溺れた人を助けに行って、逆に溺れてしまうという悲惨な事故もあります。
今回紹介する 「NET RESCUE BOAT」は、そんな溺れた人を安全に助けるためにデザインされた全く新しい水難救助ボートです。
「NET RESCUE BOAT」は、海外のデザイナーJaehyo Lee氏とWonkyung Jang氏の二人がデザインした救命ボートで船の中央部分が網になっており、まるで金魚すくいのように溺れている人を救助することが可能となっています。
通常溺れた人を救助する場合、救命ボートで近くまで行き、ボートに引き上げるか、泳いで助けに行くかの2択になります。しかし、どちらの場合であっても時間がかかりますし、溺れた人がパニックに陥っていた場合は助けに行った人まで溺れる危険があります。
この「NET RESCUE BOAT」なら、網の上にのせて陸まで運べるので救助にかかる時間も短縮できますし、通常のボートよりも多くの人をのせることも可能です。
また、操縦席が上下するように設計されており、より広い視野で溺れた人を捜索することができます。
「NET RESCUE BOAT」は現在、構想段階で実用化されていませんが今後幅広い場所での導入が期待されています。早急な開発、配備を期待したいですね。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう