日本でも「ワーク・ライフ・バランス」という言葉が浸透しつつあるが、「サービス残業」という言葉が物語っているように、長時間労働がまだまだ蔓延しているのが現状。
日本では、スタートトゥディが「ろくじどう」という6時間労働制を取り入れて話題になったが、スウェーデンでは行政が6時間労働に取り組む試みを始めているという。
日本の長時間労働の現状
年々労働時間は下がっているものの、やはり日本の労働時間は長い……。
なぜ「8時間労働」が定着したのか?
日本でいち早く6時間労働を導入したスタートトゥディ
戦後、労働基準法の一部改正はあったものの、「8時間労働」に関しては変更がなかったことになる。そんな労働時間に異論を唱えるように、2012年に「ろくじどう」と呼ばれる6時間労働制を取り入れたのが、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥディだ。「ろくじどう」とは、午前9時から午後3時まで昼休憩なしで6時間働くワークスタイル。就業規則では8時間で、6時間で切り上げられる人は「6時間で帰宅してもよい」ということになっているそう。
「ろくじどう」を導入した意図
スウェーデンでは行政主導で
「世界で最も豊かな社会福祉国家」とも言われるスウェーデンでは、行政主導で6時間労働を取り入れる試みがなされているという。
6時間労働のメリット
ムダを省く
「ろくじどう」を導入したスタートトゥディ・前澤社長は、「ろくじどう」を導入したメリットについて下記のように語っている。
仕事以外の時間を確保して、極めることができる
家族と過ごす時間、趣味の時間、勉強の時間など、労働時間以外の時間を自分で考えてつかうことができるのが最大のメリットだろう。そして、それは仕事にも還元される。
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