日本を訪れる観光客が今までにないほどのスピードで増加しています。なんと、7月に日本を訪れた外国人数が127万人で、過去最多を記録しました。去年の同月よりも26%増加で現在18ヶ月連続で増えており、その勢いは止まらなさそうです。
なぜこんなにもすごい勢いで日本を訪れる外国人が増えているのでしょうか。
円安によって日本観光が割安になったことや、東南アジア諸国のビザ査証が緩和されたこと、羽田空港発の国際便が3月末から増えたことが理由としてあります。
さらには、韓国において客船沈没事故による旅行自粛ムードが緩まったことも増加を加速させたようです。
韓国人による訪日も増えましたが、人数と伸び率で圧倒的なのは中国人です。その人数は28万人で、前年のなんと2倍となっています。尖閣諸島をめぐる問題で日中関係が緊張する一方で、中国人が日本を訪れやすい環境が出来上がっていたのです。
春秋航空などの中国の航空会社が日本での路線を充実させました。また、飛行機だけでなく大型クルーズ船が17便も日本に寄港したことも訪日中国人増加の大きな理由です。
外国人の訪日は当然、日本にとって大きな利益です。訪日外国人はまだまだ増加する見込みで、政府観光局は今後の記録更新を期待しています。
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