ファッションセンスやデザインセンスと同様に、ビジネスにおいてもグッドアイデアを生むために求められる 「センス」。このセンスの有無は生まれつきのものだと、諦めてはいませんか?センスは誰もが平等に持っていて、努力次第でいくらでも磨かれるのです!それを教えてくれるのが 『センスは知識からはじまる』という本。
著者によれば、センスを良くするために必要なのは ”普通”を知ること。「良いもの」と「悪いもの」の両方を知り、その「一番真ん中」である”普通”を理解してこそ、センスの良いものを生み出すことができるそうです。そしてこの”普通”を知る唯一の方法が、 知識を得ること。センスとは言い換えれば 知識の集積です。例えば、センスが良い文章を書くには、言葉をたくさん知っていた方が圧倒的に有利ですよね。これは仕事においても同様で、知識があればあるだけ、その可能性を広げることができます。
しかし知識を集めるといっても、ただ流行の情報を集積するだけではいけません。センスの最大の敵は 思い込みであり、 主観性。これらをベースとした情報をいくら集めても、センスは一向に良くなりません。思い込みを捨てて 客観情報を集めることが、センスを磨くことにつながるのです。
著者は熊本県公式キャラクター「くまモン」を手がけた、日本を代表するクリエイティブディレクター。この本では誰もが持っているセンスの基となる、知識を効率良く集める方法を学ぶことができます。「自分にはセンスが無い」と思っている人、諦めるのはまだ早いですよ!自身の眠っているセンスを磨く方法を、この本から教えてもらってはいかがでしょうか?
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