レガシーな分野にITの力を融合し、新たなインベーションを起こすのが近年のトレンドになっています。その動きは法規制の厳しい医療分野でも顕著に、様々なサービスが誕生しています。
医師の診察を受けるのは、直接病院まで行かなければならない時代は終わるかもしれません。
医師の診断がビデオ通話で受けられるサービス「Meedoc」
そのサービスは「Meedoc」。ビデオ通話で医師の診断が受けることができるサービスです。今まで直接病院まで行かなければ受けられなかった医師の診察が、どこにいても受けられるようになります。
「Meedoc」に登録されている医者は正式な医師免許を持っているので、正確な診察を受けることができます。
診察を受けるには予約が必要ですが、予約の方法は主に2種類。スマートフォンから診察を受けたい時間を登録しその条件に合った医者に予約するか、診察してほしい医者の空いている時間に予約するかどうかです。
診察時間は15分のみですが、延長料金を払えば15分ずつ延長することも可能。料金は25ユーロと少々高めに設定されていますが、病院に行く手間が省け、診察待ちすることもないと考えるとあまり気にならないかもしれませんね。
「Meedoc」は処方箋の発行まで可能
また「Meedoc」は処方箋の発行まで行ってくれます。処方箋を発行してもらえるのは、毎回同じ医者に診てもらっている場合のみですが、病院に行くことなく、どの薬を飲めばいいのか分かってしまうのはとても便利ですね。
日本にやってくる日は来るのか?
海外では「Meedoc」のような医療のあり方を変えるサービスが幾つか誕生していますが、日本の医療分野は未だに大きな変革は起こらないまま。自宅にいながらでも、医師の診断が受けられる非常に便利なサービスですが、果たして日本にやってくる日は来るのでしょうか?
MeeDoc
With MeeDoc you can talk face-to-face with a doctor from wherever and whenever you like — via video call for only 29 € *.
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