皆さんは、ぼーっとする時間なんて無駄だと思っていませんか?実は、最近の研究で何もせずぼーっとする時間が脳にとっては重要だということがわかってきているんです。では、なぜ私たちにはぼーっとする時間、すなわち「休憩」が必要なのでしょうか?
長いスパンで考えれば適度な休憩は作業効率を高める
自分ではどんなに頑張っているつもりでも、疲れた脳では知らず知らずのうちに集中力が落ち、ミスが増えてしまいます。集中力のない状態で作業をすれば普段以上に時間がかかってしまいます。また、ミスが増えれば謝ったり、仕事をやり直したりと本来ならば使わなくても良い時間を消費することになります。
また、脳だけでなく心も疲れてしまうもの。疲れを溜め込んでしまってメンタルの病気になってしまう人も近年増えています。メンタルの病気になってしまうと、場合によっては休職しなくてはならないことも。休憩をとらずに仕事をするのは、長いスパンで考えれば経済的にも精神的にも良くないですよね。
ぼーっとする休憩時間を取り入れることで時間の区切りがつく
同じ作業をし続けていると時間の経過が遅く感じることがありませんか?この時集中力が途切れ、脳が疲れている状態です。そのまま次の仕事に進んでも疲れが溜まって作業効率は落ちていく一方です。
そんな時、仕事の区切りと同時にぼーっとする時間を取り入れるのがオススメです。仕事の区切りの時は、頭も切り替える必要がありますよね。そのタイミングで何も考えず、ぼーっと休憩することで頭の切り替えが上手くでき、次の仕事へスムーズに進めます。
最近では昼寝制度を取り入れる企業も増えてきましたが、そう考えると作業効率を高める理にかなった制度だと言えますね。自分の会社に昼寝制度がなくても、ほんの少しぼーっと休憩する時間を設けるだけでその後の働き方が今まで以上に働きやすくなるかもしれません。仕事中ミスが続いたり、どうしても集中できないという時は思い切って何もせずぼーっとする時間を意識的に設けてみてはいかがでしょうか?
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう