冷蔵庫と言われてどんな形を想像しますか?大体の人が直方体の冷蔵庫を想像したのではないでしょうか。世界的に販売されている冷蔵庫は、殆どが直方体です。
ですが、そんな既成概念を壊そうとする冷蔵庫が出てきてもおかしくないと思いませんか?今回紹介するのは、円形で6つの扉がついている近未来的なデザインの冷蔵庫 「FRIGIDO」です。
この「FRIGIDO」は、チュニジアのデザイナーSakly Sadok氏がデザインしたもので、通常の冷蔵庫とは違い、円形の冷蔵庫部分に足がついた形状をしています。
扉は掴んで回してスライドさせると開けることができます。
7つのセクションではそれぞれ温度が違い、それぞれのセクションによって適した食品も違います。例えば、1度のセクションなら魚や肉類ですし、8度の場所は卵や飲み物と通常なら同じ場所に入れるものも区分けされています。
これにより、より効率的に冷蔵することが可能となっており、節電などにも繋がるようです。
また、中央部にはウォーターディスペンサーが付いており、いつでも冷やされた水を飲むことができます。
近未来的なデザインの冷蔵庫ですが、なんとこのデザインの元となったのは人体。
人体のサイクルの仕組みから、円形にすることで体の中を循環する水分を再現し効率的に食品を冷蔵することを可能にしました。
この「FRIGIDO」はまだ製品化していませんが、ハイセンスなデザインな上に省エネな機能と今から販売されるのが楽しみになってきますね。ただし、日本のキッチンだと置き場所に困るかもしれないのでそこだけご注意を。
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