皆さん良くご存知のサーチエンジン、「Google」。実はこの会社、「 DODA」による22~39歳までのビジネスパーソン対象の「転職したい企業調査」で5年連続1位を受賞しています。学生に聞く”憧れの企業”ではなく、実際に仕事をしているビジネスパーソンの声だからこそ受賞の意味は大きいですよね。
では、Googleの一体何が世のビジネスパーソンを惹き付けているのでしょうか?
社員全員を会社のオーナーのように扱う
普通の会社だとピラミッド構造で、役職の高い人にはなかなか話しかけにくいですよね。でも、Googleでは誰にでも聞きたいことがある時にチャットやメールですぐに連絡を取れるため、仕事を進める上での垣根がありません。垣根なくコミュニケーションを取り合える空気があるからこそ、各社員が正直に疑問を口にしたり、気兼ねなく自分の意見を言うことができるのですね。
社員の1番のやりがいは「世の中へのインパクトを実感できること」
Google社員の多くが、自分の業務や自社のテクノロジーが社会に貢献していると実感できることにやりがいを感じているようです。実際、社内アンケートの自由記入欄には「1つの時代を築き上げている感じがする」「社会に誇れるサービスや製品を提供している」など社会との関わりを意識したコメントが数多く寄せられるとか。自身の仕事に誇りを持っている社員が多いことがよくわかります。
ストレスがモチベーションに変わる組織
もちろん組織の中で働いている以上、ストレスフリーとまではなかなか言い切れないようです。また、時にはプレッシャーを感じることもあるよう。そのプレッシャーをストレスだと思うか、仕事に必要なものだと考えるかはそれぞれの考えによると社員の方は語っています。
求められる仕事の大きさが大きいほど、プレッシャーも大きくなりますが「自分は期待されているから頑張ろう」というモチベーションにも繋がりますよね。社員の方の「健全なプレッシャー」という言葉に、モチベーションの高さを感じます。
”風通しの良い会社”と言われている会社は数多くありますが、実際に実行するのは難しいものです。確かに、風通しの良さを創り上げている会社の文化に見習うべき点は多いです。けれど、それ以上に見習うべきは”世の中にインパクトを与える商品に自分が関わっている”という意識の高さと、強い意志を持って新たなことに果敢にチャレンジしていく社員1人1人の仕事に対する姿勢なのではないでしょうか?
”Googleで働いて世の中を良くしたい”、”面白くしたい”という考えが社員に通底しているからこそ、会社に勢いが生まれ、世の中で愛される新しいサービスが生まれ続けているのかもしれません。
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