今、ロボットが急速に私たちの生活に広まりつつあります。Softbank社が開発した感情が分かるロボット「Pepper」はその最たる例でしょう。
海外では日本以上にロボットは身近になりつつあるようです。今注目のロボット達の中でも、海外のホテルで採用された働く執事型ロボット 「Botlr」は宿泊客に直接サービスを提供するロボットとして活躍しています。
「Botlr」は、海外ホテルチェーンStarwoodのホテルであるAloftホテルに採用された執事型ロボットで、butler(執事)とrobotを組み合わせた名前。
「Botlr」の仕事は人の代わりに客室にアメニティーを届けることです。客室からタオルが追加で欲しいなどの要求が入ると、フロントの受付係が「Botlr」の中にアメニティーを入れます。
そして、荷物を積んだ「Botlr」はフロントを出発し、自動で客室を目指します。この際人とぶつかってしまうなんてことはありません。廊下で人と蜂合わせた時は搭載されたセンサーで人を避けるように設計されています。
途中のエレベーターにも問題なく行きたい階まで乗り込み、他の乗客がいた場合は邪魔にならない位置に移動します。
部屋の前まで来るとその部屋の内線電話を鳴らし、
ドアが開くとセンサーが感知して、荷物を収納した部分の蓋を開きます。
お客さんがアメニティを取り出したら任務完了です。
この「Botlr」は8月20日よりAloftホテルで試験運用され、仕事を認められれば今後系列ホテルの各店舗にも配備される予定です。
今後は私達の身近なところにロボットがあふれるという時代になっていくのでしょうか。自動化していく社会に今から期待が膨らむばかりです。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう