長時間仕事をしていると、集中力が切れることはよくあります。しかしいざ休憩しても、頭の中は仕事のことばかり。上手くリフレッシュできず疲れるだけ…という事態に陥っていませんか?上手に「休み」を取り入れることは、仕事の生産性アップに繋がるのです!それを教えてくれる本が 『休む技術』。
「休むことにも技術があるの!?」とビックリしてしまうタイトルですが、著者は 「上手に手抜きをする、サボる作法は厳しい今後の日本社会を生きていくうえでは欠かせないスキルだ」と主張しています。「サボる」と聞いてネガティブなイメージを持つ人も多いと思いますが、仕事の効率化を図るためにも、休むことは決して悪いことではありません。精神科医でもある著者は、仕事を頑張りすぎた結果パンクしてしまう患者を何人も見てきたそうです。
では具体的にどのように休めばいいのでしょう?それは 「自分ルール」を設定することです。例えば「毎日、午後2~3時を調整時間として空けておいて予定を入れない」「定時になったら、残業する日でも15分のブレイクタイムをとる」など。まずは休憩の時間を確保することから始めましょう。そして一度決めた休み時間は、たとえ他の予定が入りそうでも極力死守するのです。
休まず仕事を頑張っても、バテてしまっては本末転倒ですね。長い社会人生活を生き抜くためには、仕事と休みのメリハリをつける必要があります。「休憩中も仕事のことばかり考えてしまう…」という頑張り屋の人にこそ、読んでもらいたい一冊です。
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