- 目次
- +採用難は誰のせい?
- +今が転職のチャンス!?
皆さんは、就職=大変というイメージを持っているのではないでしょうか。しかし今、たくさんの企業が採用に困っています。採用したくても人が集まらないのです。就職氷河期と呼ばれる時代が続いていた日本ですが、どうしてこのような状況がおきているのでしょうか。
採用難は誰のせい?
企業の採用に苦戦しているのは、中小企業です。中小企業が採用難に陥っている理由として2つあります。
1つ目は、大手企業が採用枠を増やしたためです。アベノミクスや東京オリンピック開催により、2015年卒の採用者数は前年度に比べて増えたのです。また、多くの学生が大手志向にあります。スケールが大きい仕事がしたかったり、安定性を求める学生が増加しているようです。一方で中小企業も景気の回復により採用人数を増やしたいものの、学生のニーズとマッチしないのです。
2つ目は、多くの中小企業が新卒採用にこだわっているためです。新卒者にはたくさんのメリットがあり、体力があったり、将来性を秘めていたり、組織をリフレッシュできたりします。採用を新卒者に限定した結果、多くの企業が採用難となってしまっているのです。
中小企業が採用難となってしまった原因は、大手企業と中小企業の両方にあったのですね。
今が転職のチャンス!?
多くの企業が採用に困っているということは、逆に言うと就職する人達にとってはチャンスということです。では、どのような業界が人手不足なのでしょうか。
建設業、流通業、外食産業等が人手不足のようです。新卒の就職希望者が集まらず、中途採用枠を設け始めた企業もたくさん出てきています。就職希望者が集まらないことだけでなく、離職率が高いことも人手不足の原因となっているのが現状です。
就職氷河が溶けた今、転職を考えている人には大きな契機かもしれません。しかし、採用されやすいから、という理由だけで就職先を決めてしまっては自身と仕事がミスマッチしてしまうこともありえますので、自分の先を見据えた上で就職先を選んでみることをオススメします。
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