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”見切り発車”の方が効率的って本当?完璧主義を辞めて仕事をスピードアップする方法

Yudai Imamura

2014/09/01(最終更新日:2014/09/01)


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by josemanuelerre
 定時になるとサーっと帰っていく人がいる一方で、自分は残業続き…。同じ仕事をしていても、作業スピードは人によって違うもの。仕事を素早くこなしたければ、”見切り発車”でとにかく行動するべきだそうです。 「人生は見切り発車でうまくいく」という本が、仕事のスピードアップの秘訣を教えてくれます。

本のハイライト

・新しい視点とチャンスは、行動すればするほど見つかる。「運がいい」といわれている人は、たくさん行動しているから、そのぶん幸運が舞い込んでくるということなのだ。

・職場が少しでも、「完璧を目指すより、まず動くものを」という文化を受け入れられそうな世界なら、30点くらいの出来ばえでいいので、まずは周囲に働きかけてみてはいかがだろう。その後で完成度を80点、90点と高めていければいい。

・ 決定のスピードをあげるために、社員が上司にお伺いを立てなくてもやれる範囲を広げていくというアプローチもある。部下が、「ここまでは私の裁量で判断していいですね?」ということを打ち出していくことで、状況を変えることができるかもしれない。

出典: 人生は見切り発車でうまくいくの書評・要約 | 奥田 浩美 - flier(フライヤー)
 
 重要なことであればあるほど、じっと考えずどんどん行動し検証していった方がスピーディーに解決するケースが多いのです。最初から完璧を目指してしまうと、計画を練る時間ばかりかかってしまい作業スピードはそれだけ遅くなることに。素早く成果を挙げたければ、とにかくまず動き出し、 トライ&エラーを繰り返しながらバージョンアップさせるべきだと、著者は言っています。

 また仕事スピードを上げるためには、 何事も自分でどんどん決めるという覚悟を持つことが必要です。担当者に決裁権がなくては、顧客と盛り上がって案件を進めていても、上層部から反対されてしまったらそこでお終い。一方決裁権で仕事がまとめられていれば、部署内で担当者が決断して動かしていくので、仕事がスピーディーに流れていきます。スピードを求めるのであれば、時には仕事の決裁権を持つことを上司に打診してみるのも必要です。

 スピーディーに行動するためには決断のスピードを上げること、「自分で決め行動する」覚悟を持つことが効果的。たくさん行動すれば、それだけ新しい視点やチャンスを得ることができます。最初から完璧を目指さなくても良いのです!仕事にスピード感を求めるなら、失敗を恐れず一歩動き出してみてはいかがでしょうか?この本はその手助けとなるはずです。


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