グローバル化が叫ばれて久しいですが、昨今社員の英語力強化に向けて様々な取り組みを行う企業も増えてきましたし、今後より一層海外とビジネスをする機会は増えてくるでしょう。その際、気をつけたいのが日本と海外の文化の違い。
日本ではOKとされていることが、海外ではNGなんてことも少なくありません。一体どんなことが挙げられるのでしょうか?
部屋に入る時に2回ノックするのはNG
日本では、会議室など部屋へ入る際ノックを2回するのがマナーとされています。日本国内であれば、問題ないかもしれませんが、海外ではこれはNG。海外では、ノックを2回することはトイレ用の合図とされているのです。
適切なノックの回数は3回。意外と知らなかったという人も多かったのではないでしょうか?海外の企業と打ち合わせなどする際は、気をつけたいですね。
上司の顔色を伺って意見しないはNG
日本の会議でよく見られる光景は、上司の顔色を伺って会議で発言をしない人がいること。日本では「空気を読む」ことが大切とされる文化がありますが、海外の会議では発言しない人の価値はゼロと考えられています。
Googleでは全ての参加者がアイデアや意見を出すことをルール化するなど、会議で発言しない人はいません。海外との会議で、顔色を伺って発言をしないと評価が下がり続けていくだけですので注意しましょう。
「腕組み」をして考えごとをするのはNG
商談中など、日本のビジネスシーンでは腕組みをして考えごとをする人が多くいます。ついつい癖でやってしまいがちな腕組みですが、海外では御法度。海外では、腕組みを「敵対の意志表示」として捉えられてしまうので、気をつけましょう。
初対面の人といきなり名刺交換はNG
日本では当たり前とされている「名刺交換」ですが、海外ではいきなり名刺交換は行いません。海外では最初に名刺を差し出すのではなく、まずは握手して自分の名前を名乗ります。そして、ある程度会話を交わした後で最後に名刺交換をするのです。
暗黙の了解で行われている名刺交換ですが、海外へ行った際は注意が必要のようですね。
「CC」に人を入れてメールをするのもNG
当たり前のようにやっている人も多い、メールでの「CC」ですが、海外では「CC」を入れないのがルールのようです。
海外の人とメールをする時は、「CC」「BCC」といったことも注意してメールのやり取りをしましょう。相手も誰に何を言っていいのか分からなくなってしまうかもしれません。
ここで紹介したことのように、日本では当たり前とされていることでも世界で見ると変なことだった…というのは多くあります。海外の企業とビジネスをする際、第一印象で変なレッテルを貼られてしまわぬよう、日本と海外の考え方の違いは理解しておく必要があるかもしれませんね。
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