仕事では振り返りが大切と言われています。たいていは、その日のうちに振り返るべきと言われていますが、本当にそうなのでしょうか?
夜の振り返りは必要以上の落ち込みが…
その日のことは、その日のうちに振り返った方が良いと言われていますが、仕事が終わってから振り返るのは意外とよくありません。その理由は、夜はマイナス思考になりやすいことです。
夜は思考がネガティブになりやすく、物事を考えたり、仕事を振り返ったりすると悪い方向へ、悪い方向へ考えがいってしまいがち。そうなると、ネガティブな状態のまま振り返りが終わり、次の日の仕事に影響を及ぼしかねません。せっかく時間を割いて、振り返りを行っているのに、それでは本末転倒な結果と言えるでしょう。
仕事が終わった後の振り返りは習慣化しづらい
また、1日だけ振り返りを行っても意味がありません。毎日、継続して行って始めて意味があるのです。仕事が終わった後の疲れた状態で振り返りを行おうとしても、「今日疲れたしな…」という考えが先にきてしまい、なかなか習慣化しないでしょう。
では、いつ振り返りをするのが良いのでしょうか?
仕事の振り返りは「朝」がオススメ!
仕事の振り返りは、夜ではなく朝に行うのがオススメ。朝は、夜とは違いプラス思考になりやすいため、前向きな考えが浮かんできやすいでしょう。振り返りは、ただ振り返るだけでなく、振り返って出てきた問題点の解決策まで考えることが重要。
また、朝は1日の中で最も思考が冴えている時間でもあるため、具体的な解決策も浮かびやすいでしょう。夜の時間を使って悶々と考えるよりも、朝の方が短い時間で効果的な振り返りができます。
解決策がすぐに実行に移せる
朝に振り返りを行うメリットは、他にも問題点の解決策がすぐ実行に移すことができ、PDCAをすぐ回せることが挙げられます。どれだけ考えても、行動に移せなければ意味がありません。朝の時間を使って考えれば、その後に実際の業務が待っているため考えたことが行動に移しやすいのです。
そうして、また新たな問題点し、解決策を考え実行する。このサイクルを上手く回すことができれば、自分自身のスキルアップも早まるでしょう。
その日のことは、その日のうちに行うことも大切ですが、考え事などは思考が整理されている翌日の朝に行うのが良いそうです。つい、「面倒くささ」が勝ってしまい、続きにくい仕事の振り返りですが、朝に行えば短い時間で有意義な成果が得られるかもしれません。
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