会社にいれば日々行われているのが会議。会議で長い時間をかけても結局結論が出ずに終わってしまった...なんて経験ありませんか?そんな問題を解決すべく、各企業で様々な取り組みが行われているようです。今回は効率的かつユニークな会議の事例をご紹介します!
【1】キャノン電子:立ち会議
オフィスにはパソコンも椅子もありません!もちろん会議もたちっぱなしで行います。立ったままでの会議なら時間も短縮でき、パパッと会議が終わるとのこと。
メリットとしては、集中力が高まる、社員同士のコミュニケーションが密になる、会議の時間削減、問題解決スピードのアップなどが挙げられています。オフィスから椅子をなくしてから7年間で経常利益率は9.7%アップしたそうです。少ししんどそうではありますが、一度やってみる価値はあるかもしれませんね。
【2】ぐるなび:ウォーキングミーティング
ぐるなびで行われているのは、皇居周辺のコースを70分かけて歩きながらのミーティング。元々健康のために皇居周辺を歩いていた社員が若手社員を誘って始めたのがきっかけだそうです。脳が刺激を受けて、良いアイデアが出やすくなる上に、話し声は隣にいないと聞こえないのでデリケートな話をするのにはもってこいなのです。
【3】グリー:体育座り会議
時間を調整して、会議室の予約をして...なんて固定概念を覆すスタイル!オフィスの壁に5m以上あるホワイトボードが貼ってあり、「ちょっとみんな集まってー」といったようなラフな感じで会議が始まります。机も椅子もないので皆思い思いの姿勢で会議に参加しています。
普通サイズのホワイトボードだと会議の間に消して書いてを繰り返す時間と手間がかかってしまいますよね。これでは、ブレストやロードマップの履歴が一目でわからなくなってしまいます。巨大なホワイトボードであれば消す必要がないので会議の流れが一瞬でわかるため非常に効率的なのです。
【4】箸匠せいわ:ハット会議
こちらはゲーム感覚で意見を出しあえるハット会議。議長は赤・黒・緑の3色の帽子を用意します。赤は「肯定的な意見」、黒は「否定的な意見」、緑は「否定・肯定の意見を踏まえてプラス転換した意見」という意味がつけられています。
ゲーム感覚で意見を気軽に出せるので上司の顔色を伺う必要がありません。普段は言いにくい意見でも帽子なら気軽に意見を出せますよね。
【5】はてな:ユーザー参加型会議
自由な社風のイメージがあるはてなですが、会議もなんとも型破り!ユーザーに会議通話機能を使って会議に参加してもらうという試みを行っています。ユーザーからのリクエストを小さな紙片に記入し、「すぐやる」「そのうちやる」「ペンディング」「終わった」など4つのカテゴリ分けをして管理しているそう。
リアルタイムでユーザーの意見を聞ける機会はあまりないため、上手く活かせば非常に効果的ですよね。メリットは想像以上で、今後はさらに参加者を増やしていく方向で考えているようです。
いかがでしたか?多くの会社が長い時間かけて会議をしているのに対し、ユニークな取り組みで効率的に会議を進めている会社もあるのです。ダラダラ会議に嫌気がさしたら是非参考にしてみて下さい。
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