ビジネスマンとして仕事の成功を心のどこかでは望んでいるものですね。成功するきっかけは、いろいろなところに落ちているものです。そこで、日本航空(JAL)を復活したことでも知られる大手電子機器メーカー・京セラの稲盛和夫氏の生き方から成功するビジネスマンに共通する考え方を紹介していきます。
稲盛和夫の生き方
稲盛氏の生き方の基本は、非常にシンプルです。 自分がなすべき仕事に没頭し、工夫をこらすこと。与えられた今日という一日、いまという一瞬を大切にすることです。
稲盛氏は、どんな仕事に対しても一生懸命に働くことこそがビジネスで成功するうえでは重要だといっています。では、稲盛氏の生き方を参考に具体的にはどのような考え方で仕事に取り組めばいいのかみていきましょう。
1.全力投球
仕事をやっていれば、必ず課題がでてきます。その課題を解決できるかどうかは、その人が仕事に対して常に全力投球で望んでいるかどうかで決まってくるものです。与えられたものをただ漠然とやっているだけでは、成功できるわけがありません。
常に仕事に全力で打ち込むからこそ、問題があったとしても解決することができます。
2.前向き
次は前向きに行動することです。当たり前かもしれませんが、ネガティブな意見ばかりいう人にはマイナスの結果しかついてきません。
前向きに行動することで、いいアイデアが浮かんだり、次のステップに進むことができるもの。後ろ向きな意識では成功するビジネスマンにはなれません。最後に、稲盛氏が最も大切にしている考え方はなんなのかをみていきましょう。
3.人生·仕事の結果=考え方×熱意×能力
稲盛氏が最も大切にしている考え方です。「能力」は先天的なものです。「熱意」は自分の意志でコントロールできる後天的な要素を意味しています。どちらも0点から100点で表現できるものです。
「考え方」は3つの要素の中で最も重要なもので、マイナス100点からプラス100点の範囲で表します。ということは、能力と熱意に恵まれていても考え方の方向が間違っていると、この式の積がマイナスになってしまうという稲盛氏が最も大切にしている考え方です。
仕事の結果や人生での成功では、「能力」や「熱意」も大切な要素ですが、自分のやりたい「考え方」や「軸」がはっきりと定まっていないと、仕事で成功することはできません。この稲盛氏の考え方を頭の奥底にもっているだけで、仕事で成功できるかどうかが決まってくるでしょう。
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稲盛和夫氏の生き方からビジネスマンとして成功する考え方をみてきました。仕事で結果を出すには、自分の考え方や軸をしっかりもつことが大切です。ぜひ、稲盛氏の考え方を参考にして前向きに仕事に取り組んでみて下さい。
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