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![【NTTデータ、NRI、KDDIの事例】社内SNSがコミュニケーションを活性化させる 1番目の画像](https://imgs.u-note.me/note/uploadimage/201407091145000001001.jpg)
ここ数年、導入を検討する企業が増えてきている社内SNS。では、導入することにどのようなメリットがあるのでしょうか?また、導入している企業はどのようなきっかけで社内SNSを導入しようと思ったのかをみていきましょう。まずは、社内SNSを利用するメリットからみていきましょう。
社内SNSのメリット
どこでも言われている事ですが「コミュニケーションの活性化」が挙げられます。
社内SNSを導入する大きな目的は、「コミュニケーションの活性化」です。では、社内SNSのメリットを2つ紹介していきます。
普段コミュニケーションをとれない社員とも連絡がとれる
社内SNSがあれば、あまり顔を合わせることの無い外回りの社員や他部署の人たちとも連絡をとることができます。直接言いにくいことでも言いやすい環境であったり、新入社員や途中入社の社員情報を共有することも可能です。誰だか分からなくて困るという事態を避けられます。
情報共有が簡素化
2つ目のメリットは、情報共有の簡素化。仕事では社内の人に対しても、メールを書く機会が多いですよね。しかし、社内SNSならば、無駄な内容を書かなければいけないメールも、簡素に用件さえ書き込めば多くの社員に伝達することができます。
CCなどを打ち込む必要もありませんし、些細なことでも書き込むことが可能です。メール削除に添付忘れ等、無駄な時間を短縮できるような機能もあるので社内SNSを導入するメリットは大きいといえます。
この2つのメリットをまとめると「コミュニケーションの活性化」といえます。では、社内SNSを導入して成功している企業をみていきましょう。まずは、NTTデータから紹介します。
NTTデータ
NTTデータが、2006年4月に社内SNS「Nexti」を立ち上げた目的は社内のセクショナリズムを壊すことだった。その契機となったのは、NTTデータグループが目指すべき姿を描いたグループ経営ビジョンを実現するために10項目からなる行動ガイドラインを2005年に策定したことだ。
NTTデータほどの会社規模になると同じ社内でも、部署ごとに閉じた環境で仕事をしており、なかなか個が発揮できない状態になっていました。似たような技術が社内にあるのに、その技術がどこにあるかがわからないという問題もあったのです。
その具体案として出たソリューションが社内SNSだったのです。社内SNSの導入によって、NTTデータの各部署間の交流が増えてるようになりました。 早期の社内SNSの導入がSI業界でトップに君臨する理由なのかもしれません。
では、高い収益率を誇る野村総合研究所の場合はどうなのでしょうか?
野村総合研究所(NRI)
「対面に近い場を再現することで、業務のノウハウや知識を生み出せる」(野村総合研究所情報技術本部イノベーション開発部イノベーション・インテリジェンスグループの亀津敦上級研究員)
野村総合研究所(以下NRI)が社内SNSを導入した理由は、対面に近いコミュニケーションを実現し、新しい事業を策定することであった。メールだけでのコミュニケーションでは難しいノウハウや知識の共有。
社内SNSを導入することによって、お互いの知識を共有することができ「知の創造」を行うことができているからこそ、業界トップの収益率を誇っているのです。
次にKDDIの事例をみていきましょう。
KDDI
弊社のほとんどの社員は毎日100通以上のメールを受信していると思うのですが、自分にとって重要なメールとそうでないメールが一緒になって来るので、仕事を進めるためにはすべてのメールを開いて確認する必要があり、それに毎日かなりの時間を要しています。
KDDIでは、各社員が毎日100通以上のメールを処理するのにかなりの時間を費やしていました。一日の100通のメールを処理する時間を解消するために、社内SNSを導入したところその問題は解消され、社員たちのコミュニケーションが活性化しました。
会議で議論したい点をグループで共有して、事前準備をしてもらうことで会議の生産性を上げた。自分が気づいたこと、知ってほしいことを気軽に書き込むことができるので、情報共有量が上がりました。
社内SNSをNTTドコモやソフトバンクよりも早く導入したことからも、通信速度が断トツで速いことが伺えます。
社内SNSを導入するメリットは多いです。社内であまり交流のなかった人ともコミュニケーションをはかることができます。これからは大企業、中小企業。ベンチャー企業に関わらず社内SNSが必ず必要になってくるでしょう。
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