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仕事に慣れてきたからこそ、緊張してみよう! 緊張を保つのに必要なこと

Kazuki

2014/07/17(最終更新日:2014/07/17)


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by We Make Noise!
 新人の時は、誰でも毎日が緊張の連続です。どんな些細な仕事にも細心の注意を払って行い、仕事そのものよりも「気疲れ」でクタクタになってしまうものです。
 一方、仕事に慣れてくると、誰しも緊張感を失います。そんな時に、うっかりミスしてしまい、上司や同僚の信頼を失う事になったら・・・それまでの努力が水の泡になってしまうでしょう。
 そう考えると、仕事する上での「緊張感」は、必要不可欠と言えると思います。常に緊張感を持って仕事に望む為には、どういった事が必要なのでしょうか?

■緊張しない場合とは?

 まず最初に、どういう仕事で人は緊張感を覚え、どういう仕事で緊張感を失うか考えてみましょう。
 先にも述べましたが、自分自身が不慣れな上、「失敗できない」と思っている場合は誰しも緊張します。しかし何度もやって慣れてしまった場合、その仕事をしても「自分は失敗しない」と判っている場合は緊張しません。つまりは「油断」が生じる、という事です。
 例えば、ここで先輩から急に「そのやり方ではダメだ。重大な事故につながる」とダメ出しされた場合はどうなるでしょうか? この時点でまた緊張した状態で仕事をする様になると思います。つまり、作業の内容が同じであっても本人の気持ちによって緊張する/しないという違いが発生する、という事ですね。
 一般に、「結果が判っている」場合、人は緊張しないものなのです。コンクールやコンテストで、「入賞できるか判らない」状態であれば、誰だって緊張するはずです。しかし何らかの裏取引が済んでいて「1位入賞が決定済」なのであれば誰も緊張はしません。

■緊張感を維持するために

 あなたが新入社員で、仕事についてどう評価されるのが判らないならば、あなたの仕事は緊張した中で行われるはずです。これと同じ状態に自分を置けば、一定の緊張感を持って仕事に望めるはずです。例えば、仕事の結果について、「同僚に意見を求める」という事をしてみましょう。自分では問題無いと思っていても、思わぬ意見が飛び出す可能性があります。
 難しいのは、「上の立場」。例えばあなたが社長で、直接批判的な事をあなたに言う存在が居ないケースでしょう。こういった場合、漫然と仕事をするのではなく「自分との戦い」と位置づけた上で仕事に取り組むという手があります。つまりは、達成目標を設定したり仕事の過程にチェックポイントを設け、自己評価を行いつつ仕事するという方式です。作業の結果に対する評価が、自分でも「判らない」状態に自分を追い込めば、誰もが緊張感を持って仕事に臨めるというわけです。しかし、自己評価の結果に対して「まぁ、いいや」と思ってしまえる人では、この方法は効果がありません。厳しく自分を律する事ができる、克己心が強いタイプで無ければ、別途方法を考える必要があるでしょう。
 典型的なものとしては「自分で設定した目標を、社内に対して発表する」というものがあります。

 何にせよ、緊張感を持つ/持たない、という事には、本人の気持ちの持ちようが重要です。自分にあったタイプの方法を探す事が重要と思われます。

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