子どもたちが早起きしてラジオ体操に行く姿は、今も変わらず夏の風物詩。しかし、オフィスで働くビジネスマンにこそラジオ体操はオススメなのです。果たして、その効果はいかほどのものなのか。今回は朝礼前にラジオ体操をすべき理由をご紹介します。
ラジオ体操、それは究極のエクササイズ
近年、ラジオ体操の運動効果が見直され始めているのはご存知でしたか?ラジオ体操第一第二を続けて行うと、速い速度でのウォーキングとほぼ同等のカロリー消費になるのです。そのため、「太極拳」「ヨガ」などに並ぶほどの究極のエクササイズと言われています。
消費カロリーもさることながら、ラジオ体操は「13種類の運動によって全身を動かし、普段の生活では使用しない筋肉や関節、骨に影響を与える」ものであるため、立派な全身運動と言えるのです。
肩こり・頭痛のお悩みありませんか?
オフィスワーカーの悩みの種となるのが、デスクワークに伴う肩こり、頭痛です。ちょっとした疲れも積もり積もれば、仕事に支障をきたす恐れがあります。そんな悩みにもラジオ体操は効果を発揮します。
肩こりの主な原因となるのが、血流の悪さや血行不良。肩こりに悩んでいる人は、ラジオ体操を1日に2~3回行うと効果的です。最初は肩の筋肉が痛くなるかもしれませんが、続けていけば少しずつ血行が良くなり、ほぐれてきます。
ダイエットにも効果テキメン!
ラジオ体操第一はたった13種類の簡単な運動ですが、その中には曲げる、ねじる、跳ねる、反るなどの様々な動きがあります。しかも、健康な人なら負荷も少なく、だれでも手軽にできる体操です。中でも一番ダイエットに効果的なのが「ねじる運動」。ねじる運動は、お腹まわりの筋肉を使ってたるんだお肉を引き締めることができます。
その効果を最大限に活かすために気をつけたいポイントとして3つあります。1つ目は、「ラジオ体操のプログラムにある、すべての運動の『正しいやり方』を意識しておくこと」。2つ目は、「ダラダラやらず、テキパキと元気よく動くこと」。3つ目は、
「ラジオ体操の効果は即座に現れるものではないことを理解して継続すること」です。この3点を意識して、取り組んでください。
ラジオ体操は、どんな人でも子どものころに経験している運動なので、音楽を聴くだけで自然と体が動いてくるはずです。そんな馴染み深い運動でも、実際にやってみると息が上がったりと、十分な運動量があります。運動しなきゃと思っている人はぜひ、初めてみてはいかがでしょうか。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう