メールでの連絡が当たり前になった現代だが、情報共有のために朝礼を取り入れている会社はいまだ数多い。
朝礼なんてどこの会社も同じじゃないの?と思っている方もいるだろう。
実は、ただの情報共有だけで終わらないユニークな朝礼を取り入れている会社もあるのだ。
会社に行くのが楽しくなりそうな朝礼を行っている会社の事例をみていこう!
【1】スタートトゥデイの朝礼:「手話」を学ぶ朝礼!?
スタートトゥデイの朝礼は連絡事項の共有後、手話を学ぶ
ファッション通販サイトZOZOTOWNの運営会社「スタートトゥデイ」の人事部に相当する、人自部では手話を勉強する朝礼が行われている。
これは聴覚障がいを持つ人とともに働く機会が増えたことや、聴覚障がい者の採用面接に立ち会うためという理由があるそうだ。
手話を扱う朝礼は珍しいと思うが、仲間への連帯感が高まり、組織の一体感にもつながりそうだ。
【2】ラブリークイーンの朝礼:「HAPPY体操」朝礼
ラブリークイーンの朝礼は朝から元気になれる「HAPPY体操」
他にも、部署によっては頭文字をとった6文を読む「さあよいかお運動」や全力でジャンケンをして勝っても負けてもバンザイをする「本気ジャンケン」が行われるという。
いずれも、体を動かしたり声を出すことで、眠気も一瞬で飛んでいくことだろう。
【3】てっぺんの朝礼:大声で夢を語る朝礼
夢のため、今、仕事を頑張れるようになる朝礼
これだけ大声を出し合えば、社員同士が簡単に打ち解けられそうだ。このように大声を出す朝礼は、本気を引き出すことが目的のようだ。
公の場で夢を語るという機会はなかなかない。たしかに宣言することで本気のスイッチが入り、仕事にもよりいっそう身が入るだろう。
これは居酒屋の事例だが、夢を発表しあう朝礼なら飲食店でなくても取り入れられそうだ。
【4】ソリューションの朝礼:スイッチオン朝礼
シンプルだけど効果バツグン?スイッチオン朝礼
コンサルティング会社の「ソリューション」で行われているのがスイッチオン朝礼なるもの。
この会社、日本一元気な朝礼をうたっており、朝礼を一般公開してしまうほど朝礼には力を入れているらしい。
このスイッチオン朝礼とは、親指を立てて「スイッチオン!スイッチオン!スイッチオン!」とひたすら叫ぶといういたってシンプルなもの。
声を出すことで仕事のスイッチを入れ、やる気を高められるそうだ。
【5】LIG朝礼:ホメロス朝礼
朝から社長に褒められる朝礼、ホメロス朝礼
ウェブサイト制作会社「LIG」で行われているのはホメロスという朝礼制度だ。
これは社長が、直近で頑張っている社員を褒め倒すというもの。
言葉にするとシンプルだが、褒め倒すためには社長がきちんと社員の頑張りを見ていなくてはできないことだ。
社員も朝一番に社長から褒めてもらえたらさらに頑張ろう!という気持ちになれるだろう。
今回は、朝礼のイメージを変える、楽しい・面白い・ユニークな朝礼を見てきた。
こんなにユニークな朝礼も、その企業の目的に沿って思考錯誤して出来上がったものであるはずだ。
参考になりそうなものがあればぜひ、取り入れてみてはどうだろうか。
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