今、若い社会人には「貪欲さ」が欠乏していると言われています。貪欲に何かを求める、貪欲に勝利を求める、貪欲に利益を求める。慎ましい日本人にとってハングリーであることは少々腰の引けることかもしれません。しかし、貪欲に結果を求め、仕事に取り組む人がどんどんと成果を上げていっています。今回は、貪欲さをもって仕事に取り組むメリットについてご紹介します。
1. 貪欲さは成果と直結する
貪欲さというのは、より大きな成果を生み出します。例えば貪欲な営業マンはとにかく顧客に喰らいつき、何度も会社や担当者を訪れ、自社の製品やサービスを売り込みます。そして最後に契約にこぎつけます。そして貪欲な技術者というのは、どんな競合他社にも負けない優秀で革新的な製品を開発します。
ただ優秀なだけでは、2番手の成績、2番手のクオリティにとどまってしまいます。そこで一歩秀でるには絶対に負けない、なんとしても勝ちを掴みとってみせるという貪欲さが必要です。どんなライバルにも負けない、どんな競合製品にも負けないという貪欲さが最高の成果を生み出すのです。
2. 貪欲になることでムダがなくなる
貪欲さというのは、コスト管理にもつながってきます。会社の利益を高めようとしたら、小さな資本、小さな労力から大きな成果を生み出すことです。貪欲に掴みとる姿勢は、僅かな利益・支出もムダにしません。
貪欲なマインドになると自然とコスト削減に努めるようになります。大きな成果をつかむためには、多少の支出も厭わないのではなく、大きな成果をつかむにあたって、少しでもコストを削減していこうというのが、貪欲さです。
貪欲さをもって仕事に取り組むことで、確実に大きな成果、大きな利益へとつながることでしょう。精度やコストに対するマインドが鋭敏化するとともに、大きな目標設定をすることで成果の絶対値が上がるのです。ただし、取引先やビジネスパートナーを蹴落として自分の利益を追求することがないよう気をつけたいところです。
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