仕事をしていると、「褒められ上手」な人がいます。上司から褒められるために仕事をしているわけではありませんが、褒められることが評価につながるのであれば取り入れたいもの。では、褒められ上手に共通している意識はなんでしょう。今回は、上司から褒められるために意識すべき3つのことを紹介しましょう。
1. 自分に対する謙虚さ
持つべき意識の1つめは「自分」に関する意識。「できる社員」であるにも関わらず、上司から褒められることが少ない人には「謙虚さの欠如」という共通点があります。「自分はできる」という自負が、過剰な自信につながって、謙虚さを失わせてしまう、と考えてもいいでしょう。
自分に謙虚ということは、自分に厳しく「心の姿勢」を低くして仕事に取り組むということです。ですから、たとえば新しい仕事を始めるときも、上司や先輩からのレクチャーを真剣に聞きますし、人からのアドバイスにも真摯に耳を傾けます。謙虚さがあれば、ミスも少なくなるでしょう。こうした意識を持つ人は、結果として仕事で成長しやすいもの。上司から褒められるだけでなく、自分の成長にも欠かせないのが、自分に対する謙虚さなのです。
2. 仕事に対する真面目さ
仕事に対して真面目というのも、上司から褒められるために欠かせない意識です。たまたま大きな契約を取れたり、大きなプレゼンで優秀な成果をあげることができたとしても、それで天狗になって、仕事に対する真面目さを失ってしまったのでは、上司から褒められることはありません。
派手な成果を単発的にあげるよりも、小さな努力をコツコツ積み重ねる。そんな真面目な部下の方が、上司の目には魅力的に映るもの。「将来性」を考えても、真面目な努力家のほうが、そのポテンシャルはずっと高いのです。
3. 時間に対する厳格さ
もう1つは「時間に対して厳格であろう」とする意識です。出社時間を守るのは言うまでもありません。「無遅刻無欠勤」という社員は、自分で思っているよりも、上司の評価は高いものです。出社時間だけではありません。仕事に関するあらゆる「時間」について、常に厳しい意識を持ち、それを遵守する人は、上司から高い評価を得ることができます。
社内だけではなく、たとえば営業職なら、取引先との時間を厳格に守る人は、社外的な評価も高まります。その評価が社外の人から上司の耳に入れば、当然上司から褒められます。上司にとって、鼻の高いことだからです。また、時間に厳格な意識を持てば、自然に仕事の締め切りを守るようになります。締め切りに間に合わないような状況なら、早めにそれに対応する。それも、時間に対して高い意識を持っているからこそです。結果として、評価が上がるというわけです。
上司に褒められるために仕事をしているわけではありません。しかし、上司に褒められるように仕事をする人は、確実に成長することができます。その成長がさらなる仕事を任されたりと自らのチャンスになることでしょう。ぜひ参考にしてください。
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