自分が今日達成した仕事の成果が分かると、仕事のモチベーションにつながります。一日の仕事を振り返った時に明日からの改善点や目標が分かると、より仕事に向かう気持ちが前向きになるかもしれません。これを行う時に「振り返りシート」を作成すると次回の業務へのより良いバトンタッチになります。今回は、仕事の成果に現れる「振り返りシート」の作成方法を見ていきましょう。
1. 段階別にする
どんなことを振り返る場合にしても、今日一日の仕事を評価する時には分かりやすいチェック方法が必要です。複雑な振り返りシートでは、時間が取られてしまい、長続きしないかもしれません。振り返りシートは、継続的に続けることがカギになります。
振り返る時、例えば営業の仕事で外回りを●件回る事を目標にした場合、一日の成果を書き込むには件数を書き込めば良いので分かりやすいのですが、そのように数字で表せない仕事の場合、達成度を1~5段階の段階別に表してみると、チェックしやすいといえます。
2. 全体的な到達度を明確にする
振り返りシートは、目標達成などの人事考課制度においてよく使われる手法の一つです。ただしこの場合、振り返りを行うのは四半期であったり半年や一年という、ある程度長いスパンで振り返りを行います。そのため、一日で振り返る場合の振り返りシートに、そのままの手法を使うとあまりにも大きな枠過ぎてしまいます。
目標軸として、一カ月や三カ月、半年といった目標を下欄や上欄に書き込んでおくとよいかもしれません。そうすると、一日だけの振り返りにとどまらずに、今日一日の仕事が全体の仕事のうちでどのくらいの成果があったのか、ということが分かりやすくなります。
目標軸として、一カ月や三カ月、半年といった目標を下欄や上欄に書き込んでおくとよいかもしれません。そうすると、一日だけの振り返りにとどまらずに、今日一日の仕事が全体の仕事のうちでどのくらいの成果があったのか、ということが分かりやすくなります。
3. 改善点や軌道修正の項目も
単に、一日の仕事の成果を振り返るだけでは、振り返りシートをつけても寂しいものがあります。振り返ってみて、明日からの自分の仕事にどう活かせるのか、ということを、メモ書きぐらいのスペースでも良いので記入する欄を作っておきましょう。
この時、シンプルにすることが重要です。短く、要点をまとめることによって、次の日に、またこれからの仕事において意識することができます。仕事を進めるマニュアルなどでチャートを活用している企業であれば、一日の仕事を振り返った時に、今自分がどの立ち位置にいるのかということがチャートの中で把握できるように、振り返りシートの項目とリンクさせておくこともできます。
仕事の中で自分の成長を感じる時は、仕事がより楽しくなる瞬間でもあります。毎日の振り返りで成長と反省を明確にしていきましょう。ぜひ、振り返りシートを作成してみてください。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう