出社時間をいつもより30分早くできれば、ラッシュの混雑を避けたり、仕事の準備をしっかりすることができます。しかし、ビジネスマンと切っても切り離せないのがお酒。お酒を飲みすぎると、どうしても気持ちよく目覚めることができず、早い時間に出社できません。酒飲みには出社時間を早くすることはできないのでしょうか?
なぜお酒を飲むと寝つきが悪くなる?
体内に入ったアルコールは、主に肝臓で分解されます。肝臓で分解されたアルコールはアセトアルデヒドという物質になります。その後、各器官でアセトアルデヒドを炭酸ガスと水に変え、排出するのです。
寝つきに影響するのは、アセトアルデヒドです。アセトアルデヒドはに交感神経を活発にする効果があります。交感神経は身体を興奮状態にするので睡眠が浅くなってしまうのです。
どうすれば寝つきが良くなる?
では、どうすればお酒を飲んでも気持ちよく眠ることができるのでしょうか?アルコールの分解速度は、あまり速くありません。ビールの中ビン1本で、男性なら2.2時間、女性なら3時間もかかってしまうのです。アルコールが分解されてアセトアルデヒドになってから交感神経に影響を与えるので、寝つきが悪くなるのはさらにそのあとということになります。
つまり、寝つきをよくするには、肝臓で素早くアルコールを分解するか、その後のアセトアルデヒドを早く分解すればいいのです。
分解を早める食品
アルコールの分解とアセトアルデヒドを早く分解する方法をそれぞれ見てみましょう。
アルコールの分解には「しじみ」
アルコールを分解する肝臓を力強くサポートするのが、しじみです。オルニチンやメチオニンで、肝臓の働きを支えてくれます。おすすめの摂取法は、しじみのお味噌汁。味噌には、アルコールが肝臓に蓄積するのを働きがあるからです。
アセトアルデヒドの分解には、グレープフルーツジュース
ビタミンB、Cがアセトアルデヒドの分解に役立ちます。そこでお勧めなのがグレープフルーツジュースです。水分も含まれているので、分解したアセトアルデヒドを素早く排出できます。
いかがでしょうか。お酒を飲んでも、対策をしていれば出社時間を早くすることは可能です。早朝出社で仕事を早めに片付ければ、夜にお酒を飲む時間も増やせますね。
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