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![飲酒後の寝つきを良くしたい!酒飲みが出社時間を早くするには? 1番目の画像](https://imgs.u-note.me/note/uploadimage/201406251817000000929.jpg)
出社時間をいつもより30分早くできれば、ラッシュの混雑を避けたり、仕事の準備をしっかりすることができます。しかし、ビジネスマンと切っても切り離せないのがお酒。お酒を飲みすぎると、どうしても気持ちよく目覚めることができず、早い時間に出社できません。酒飲みには出社時間を早くすることはできないのでしょうか?
なぜお酒を飲むと寝つきが悪くなる?
体内に入ったアルコールは、主に肝臓で分解されます。肝臓で分解されたアルコールはアセトアルデヒドという物質になります。その後、各器官でアセトアルデヒドを炭酸ガスと水に変え、排出するのです。
寝つきに影響するのは、アセトアルデヒドです。アセトアルデヒドはに交感神経を活発にする効果があります。交感神経は身体を興奮状態にするので睡眠が浅くなってしまうのです。
どうすれば寝つきが良くなる?
血中のアルコール消失(分解)速度は個人差が非常に大きいことが知られています。私どもの実験結果によると、消失速度の平均値は男性でおよそ1時間に9g、女性で6.5g程度です[2]。ビール中ビン1本(20g)が、分解されるのにおよそ男性では2.2時間、女性では3時間程度かかります。これはあくまでも平均値ですから、目安と考えてください。
では、どうすればお酒を飲んでも気持ちよく眠ることができるのでしょうか?アルコールの分解速度は、あまり速くありません。ビールの中ビン1本で、男性なら2.2時間、女性なら3時間もかかってしまうのです。アルコールが分解されてアセトアルデヒドになってから交感神経に影響を与えるので、寝つきが悪くなるのはさらにそのあとということになります。
つまり、寝つきをよくするには、肝臓で素早くアルコールを分解するか、その後のアセトアルデヒドを早く分解すればいいのです。
分解を早める食品
アルコールの分解とアセトアルデヒドを早く分解する方法をそれぞれ見てみましょう。
アルコールの分解には「しじみ」
しじみには肝臓によいといわれているアミノ酸がたくさん含まれているのです。たとえば、アルコールの代謝を促すアラニンやグルタミン。肝臓の機能自体をサポートするメチオニン。胆汁の分泌を促すタウリン。また、アミノ酸ではありませんが、肝機能を高めると言われているビタミンB12も、しじみには多く含まれています。ただこれらはみんな他の食材にも含まれている成分です。しじみにだけ飛び抜けてたくさん含まれているアミノ酸として「オルニチン」があり、肝臓の働きをサポートするアミノ酸として近年注目されています。
アルコールを分解する肝臓を力強くサポートするのが、しじみです。オルニチンやメチオニンで、肝臓の働きを支えてくれます。おすすめの摂取法は、しじみのお味噌汁。味噌には、アルコールが肝臓に蓄積するのを働きがあるからです。
アセトアルデヒドの分解には、グレープフルーツジュース
アルコールの代謝に必要とされるビタミンBやCを果物から補給するのは手軽。果汁100%ジュースはビタミン補給と水分補給になるのでお勧め。果物の糖分もアセトアルデヒドの分解を早める
ビタミンB、Cがアセトアルデヒドの分解に役立ちます。そこでお勧めなのがグレープフルーツジュースです。水分も含まれているので、分解したアセトアルデヒドを素早く排出できます。
いかがでしょうか。お酒を飲んでも、対策をしていれば出社時間を早くすることは可能です。早朝出社で仕事を早めに片付ければ、夜にお酒を飲む時間も増やせますね。
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