誰もが仕事をするのなら万全の体調で挑みたいと考えますよね。しかし、そんな考えを妨害してくるものは、この季節特有の「夏バテ」です。夏バテになってしまってからでは遅い…では、夏バテにかかる前に対策をして予防してしまいましょう。とは言っても、対策をするのはとても面倒なもの。しかし、その後のリスクを考えてみてください。どちらの方が良いですか?
そもそも夏バテの原因って?
対策を考える前には、まずその原因を知る必要があります。では一体夏バテの原因とは何でしょうか。
少し補足をしていきましょう。自律神経の失調は温度調節が関わっています。現代はクーラーが効いている場所が多くあり、クーラーが効いている場所とそうでない場所の温度差に耐えられずこの原因が生まれてきます。さらに、胃腸の働きが低下することで、食欲が低下してしまって栄養不足に陥ってしまいます。
原因が分かったら、何をすれば良いかというのはだいたい分かってくるでしょう。では、具体的な対策を見ていきましょう。
上着を持ち歩く
まず提案するのは、上着を持ち歩くこと。急激な温度差や直接あたるクーラーの風は、私たちの自律神経のバランスを崩してしまいます。そこで、1枚だけ上着を持っていれば、風を防ぐことも体温を調節することができますよね。
男性の多くはバックを持ち歩いたり多くの荷物を持ち歩くのは面倒だと感じることでしょう。しかし、家を出る前に少しいつもより大きな鞄を持ってその中に1枚の上着を入れるだけです。このほんの少しの努力で夏バテの対策が出来ますよ。
寝る時にクーラーのタイマー設定をする
寝る時は何も考えずにベッドに潜り込んで寝たい…なんて人は多くいるでしょう。しかし、そこで少しだけ自分の体のことを考えて手を動かしてみてください。
クーラーを付けっぱなしで寝ると、体に大きな負担がかかってしまい自律神経の失調につながってしまいます。起床時間の2.3時間前にタイマーを設定しておきましょう。
こまめに水分を摂る
集中して仕事に取り組んでいる時は他に何もしたくないという人がいます。しかし、水分をこまめに摂らないと血液の循環が悪くなってしまいます。
水分が必要なんでしょと言ってガブガブ冷たい飲み物を息に飲むと、胃腸が冷えてしまって機能が低下してしまいます。そのため、面倒だなと思っても少しずつ暖かい、もしくは常温のものを飲むようにしましょう。1日に約1.5リットル飲んでくださいね。
食事に工夫をする
これは、普段何も対策をしていない人には一番面倒なことであるかもしれません。毎日コンビニでご飯を買っていたり、外食だったり…と食事で「考えない」ということは最も楽なことでしょう。しかし、知らず知らずのうちに栄養バランスが偏ってしまっているのです。
夏バテ対策に効果的なビタミンB群とミネラルを意識して食事をしましょう。ビタミンB群を多く含むのは豚肉・豆腐・ごま・枝豆等、ミネラルを多く含むのは乳製品・大豆製品・ほうれん草・海藻等です。それに加えて、1日3食食事を摂ることを忘れないでくださいね。
湯船につかる
夏は暑くてシャワーだけで簡単に済ませてしまいがちですよね。しかし、お風呂って体の汗を綺麗にするだけが全てではありません。
夏で暑くて嫌だと思っていても、しっかりと湯船につかりましょう。そうすることで体の循環が良くなるだけでなく、普段クーラーで冷えきってしまっている体を暖めて寝苦しい夜でもぐっすりと眠ることができます。その結果、それが疲労回復にもつながっていきます。
効果があるものというのは面倒なものです。少し面倒だな、やりたくないなと思っても、その後で報われるということを信じて効果的に夏バテの対策をしていきましょう。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう