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その自己PR、実は間違っているかも…?企業の面接で「我慢強さ」をアピールする際の注意点

uedazyunpei

2014/06/22(最終更新日:2014/06/22)


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by jakuza
 「私は我慢強い人間です」就職や転職活動の際、面接でこのように自身の強みをアピールする方もいると思います。「我慢強い」というのは長所として見ることができますね。しかし、面接時にただ「我慢強い」と伝えるだけでは、相手に十分メリットが伝えられなかったり、職種によっては長所として見られない場合があるそうです。

 今回は我慢強いことをアピールする際の注意点について、紹介していきます。

【1】具体的なエピソードや根拠を交える

 「我慢強い」というのはあくまで内面的な事ですので、他者から見ると本当に我慢強いのかはわかりません。見える実績でもないので、もともと具体性は弱いものです。我慢強いとアピールすることは悪く言えば誰にでも言えますし、単に我慢強いと言うだけではメリットが伝わられず長所として見られません。

 我慢強いことをアピールする際には、具体的なエピソードや根拠となる事柄を交え伝えることが大切です。例えば「前職の仕事で、困難な問題や多忙な状況に置かれた場合であっても、こんな工夫をし諦めずにやり遂げた事が多かった」このようなエピソードがあるとメリットとして伝わりやすいですよね。

 エピソードについては○○の仕事で○○の内容というように、具体的にした方がより相手に伝わりやすく、またできるだけ仕事に関することが望ましいでしょう。

【2】打たれ強いとの違い

 我慢強いをアピールする際に気を付けなくてはならないのが、「打たれ強い」との違いです。「打たれ強い」には精神的な面での我慢強さという意味合いが強く、「我慢強い」には精神的に打たれ強いケースや、目的達成の為の粘り強さなどが強いといったケースもあります。

 業種や仕事内容によっては、精神的な打たれ強さが長所と見られることもありますし、精神的なものでなく目的達成の粘り強さが長所と見られることもあります。就こうとしている仕事においてどちらが重視されるかをよく考え、自分の我慢強さがどちらに該当するのかが伝えられるエピソードを交え説明することが大切です。

【3】我慢強いのデメリット

 我慢強さというのは長所だと思われがちですが、裏を返せば見切りを上手く付けられない、執着しすぎて別の切り口で動けないといった短所として見られることもあります。仕事によっては、困難な状況に陥った際に我慢強く耐えやり抜くだけでなく、効率を考え見切りを付ける所は付ける、プランや体制を改め進めるといった思考も大切になってきます。

 ですから、就こうとしている仕事は我慢強さが長所と見られる仕事なのかをよく考えアピールする事が大切となってきます。また我慢強さをアピールする際には、「我慢強いが見切りもしっかり付けられる」など、我慢強さのデメリットとなる点をカバーできるエピソードを交えて伝えるのが効果的でしょう。



 いかがでしたか?我慢強さは必ずしも長所とはならない場合もあるので、注意しなければいけません。また抽象的で伝えにくいものなので、それがハッキリと伝わるようなエピソードを考えるところから始めてみると良いかもしれませんね。

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