新入社員の時は、上司に何か意見を述べたり、質問をする際に、自身の緊張や上司の威圧感から言葉が詰まってしまったり、急に頭の中が真っ白になってしまうなんて事が多くあるでしょう。
また、新入社員がゆえの知識と経験不足から、会話の組み立ても下手だったりします。なので、新入社員の時にこそ、上司に意見をする際には「思考整理法」を活用するべきなのです。今回、思考を整理するにはどんな方法があるかについて紹介したいと思います。
1. メモとノートを活用する
新入社員の時に一番活用するべきものは、「メモ」と「ノート」です。仕事でのわからない事や、教えてもらった事は全てメモに書き留め、別のノートに整理して記述し、何度も読み返す事で、次第に自身の力となって発揮されていきます。
それと同様に、上司に対して伺いたい事や、意見として述べたい事もメモに日々書き留め、発言する際には、必ずノートに要点をまとめて、どのように伝えるかという文章構成を組み立ててから話すようにしてください。
上司が一番困るのは、起承転結がはっきりせず、結局何を言いたいのかわからない話し方です。何度も意見をしていく事で、そういった話し方は身についてくるものですが、初めのうちは難しいので、ノートに会話の起承転結をまとめて、頭の中をしっかり整理してから話す習慣をつけましょう。
2. シュミレーションをしてから話すようにする
上司にすぐ意見を言いに行くのではなく、一度自分の中でどのように伝えるか、何を重点的に解って欲しいのかといった事を整理してから、上司に話すシュミレーションをしてみてください。
一旦落ちついてシュミレーションする事により、この話し方では上司に伝わらない、わかってもらえないといった改善点が見えてくるはずです。また自分の中での予行練習をしておく事で、いざ上司を目の前にしても、何も用意せず話すより、落ち着いて話す事ができるでしょう。
3. 先輩や上司から思考整理術を盗む
よく「仕事は見て覚えろ」という言葉を聞きます。同様に、思考整理術も先輩や上司から盗んで覚えるという事が可能です。先輩が、上司と話すときにどのように会話を組み立てて話しているのか。
また上司から批判的な意見が返ってきた際にはどのように切り返しているのか。その後どのような仕事の方法を取っているのか。といった一連の仕事の流れをじっくり観察してみてください。
そうする事で、どう伝えれば上司が真剣に話しに取り合ってくれ、また意見を述べる事で仕事に繋げていくことが出来るのかといったビジョンが見えてくるはずです。そして自身の思考整理法のビジョンが自ずと見えてくるはずです。
自身の思考整理法を習得する事で、仕事の効率も上がり、また周りからの評価が上がる事もおおいに期待できます。是非、新入社員の頃から思考整理法を意識し、日々仕事に取り組むようにしてみてください。きっと数年後には大きな力を発揮してくれること間違い無しです。
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