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「名前は知ってるけど…」案外知らない3つの思考整理ツールの使い方

ichiba hideki

2014/06/13(最終更新日:2014/06/13)


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by illum
 仕事中に自分の思考をまとめておきたいシーンはあるものです。多くは会議の前や、課題が与えられた時、あるいは自分で発見した時、そして問題が発生した時の対策を講じる時などです。その際に効率よく思考をまとめることができる思考整理ツールなどがあれば便利ですし、時間も無駄に掛けることなく目的を達することができます。今回は、そのような思考整理ツールを3つ挙げてみたいと思います。

1. マインドマップ

 最も良く知られた思考整理ツールではないでしょうか。世界的にも利用されているツールであり、その利用目的も様々です。会議において、自分の意見をまとめる際にも、議題について深く掘り下げて考えることができますし、課題の解決においても根本原因などを追及するためには有効なツールと言えます。

 ひとつの情報から多くの関連する事柄を引き出すことも、そこから深く掘り下げることにより、ものごとの根本や本質といったものまでも引き出すことができるようになります。その結果、解決が難しいと思われた問題の策を導き出すことも可能となるわけです。

2. ロジックツリー

 マインドマップと似ていますが、その目的をふたつに絞っています。すなわち、「なぜ」と「どうやって」のふたつを深く掘り下げていくことにより導き出すというものです。

 「なぜ」を5回繰り返せば本質的な原因にたどり着くと言われていて、それを利用した思考整理ツールとなっています。同じように、原因を特定したところで今度は「どうやって」を繰り返し探りながら深く本質的なところにたどり着くまで繰り返すわけです。このロジックツリーは、課題や問題解決に特化した思考整理ツールとも言えます。

3. マンダラート

 9×9のマス目を利用した思考整理ツールです。真ん中のマスに課題を書いて、その周辺の8つのマスに関連することを書き出します。次に、その8つのマスに書き込んだキーワードに対して、さらに8つの関連するキーワードを書き出します。

 これを繰り返していくことで、ひとつのテーマから多くの情報を引き出し、そこから結びつくもの、あるいは繰り返して現れるようなキーワードを導き出し、思考をまとめていくという思考整理ツールです。

 引き出したキーワード達を眺めながら、それらに結びつくものを考えたり、あるいはキーワード同士を結びつけたりして思考を巡らせる形をとります。


 以上のように、様々な思考整理ツールがありますが、共通することはできる限り多くの関連する事柄を絞り出すという事です。漠然としていた頭の中から、多くの情報やキーワードを引き出すことにより、対象とすることの本質を突き止めたり、あるいは解決策を導き出すことに繋がります。

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