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突然の礼服でも慌てない!これさえ押さえればOKの女性フォーマル基本ルール

Sekiko Suzuki

2014/06/10(最終更新日:2014/06/10)


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 突然のお祝いの席に「何を着ていったらいいの?」と悩んでしまった経験はないでしょうか?しかし、慣れないフォーマルウェアもポイントをおさえておけば、しっかりと着こなすことが出来ます。女性フォーマルの基本ルールをしっかりおさえて出来る女性を演出しましょう。

なぜフォーマルウェアを着なければならないの?

 フォーマルウェアは普段来ている平常服とは異なる改まった服装です。お祝いの席では華やかな服装で心からのお祝いを表したり、葬式などでは亡くなった方への悼みの気持ちを表します。

時代とともに多種多様な拡がりを見せる、フォーマルシーン。
ただひとつ、変らないこと。それは その場にふさわしい品格ある装いで気持ちを表現する、ということ。

出典: フォーマルウェアとは?|フォーマルの装い|フォーマル ... - 東京ソワール


 つまり、フォーマルウェアではその場の主役となる人への 気持ちを装いで表現することが大切なのです。それでは、フォーマルウェアの基本をおさえた上でフォーマルウェアのルールを紹介します。

ルール1:露出は控えめが無難

 最近ではドレスの種類も豊富ですので、胸元やスリッドラインが大きくあいたオシャレなデザインのものもあります。しかし、露出が多いと「 品のない人」と思われてしまう可能性があります。

露出を注意しておくべきポイント

・スカート丈
ひざが隠れる程度の短すぎないものを選びましょう。座ったときに太ももが丸見えになってしまうようなものはNGです。

・肩が出ないこと
肩が出ていると、露出が多く見えてしまいます。室内でも着られる羽織ものは必ず1枚持っておきましょう。

・胸元が見えないこと
自分で意識しているよりも意外と周りの人から見て困るのが胸元です。屈んだときに胸元が見えないようにしましょう。


 夜のパーティーでは適度に肌を露出することもOKとされていますが、初めて行く場所や式典では基本的に露出を控えておきましょう。 

ルール2:アクセサリーに迷ったら真珠をチョイス

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by Milica Sekulic

改まった場には、真珠を選んでおけば最適です。真珠には径や色を揃えてアイテムを揃えていく楽しみもあります。シンプルな服の時は、ファッション性の高い金属製のモチーフアクセサリーをワンポイント使いするのも合わせ易いでしょう。

出典: フォーマルアクセサリーの選び方は?
 どんな場所にでも真珠のアクセサリーを選んでおけばマナー違反と思われることはないでしょう。夜ではきらびやかなデザイン、結婚式などのきちんとした席には一連のネックレスなどシンプルなものを選ぶと良いですね。

ルール3:靴はパンプスがマスト

服と同じように靴にも格があります。ヒールが高いほど格が高く、フォーマルシーンでは5~7cmのヒールがあるものが理想。せめてヒールは3cmはほしいものです。つま先やかかとを見せるものは避けたほうが無難。 夏でも、ミュールやサンダルは避けて、バックベルトのついたものを選んだほうがいいでしょう。

出典: マルイ|トピックス|フォーマルウエアのスタイリングとマナー
 オープントゥでつまさきが見えるデザインのものは避けましょう。また冬に履いていってしまいがちなブーツも素材に関わらずNGコーディネートですので履いていかないようにしましょう。

ルール4:フォーマルウェアでの色と素材の意味おさえる

 フォーマルウェアを着て行く場所によって、色や素材のきまりがあります。

結婚式ではモノトーン色のものはNG

結婚式当日、白は花嫁だけの特権です。
さらに、クリーム色、薄ピンクをはじめとした白系のドレスは、写真写りによっては「真っ白」に写ってしまうため、避けた方が無難です。
また、ボレロなどの羽織り物がこれらの色の場合、透け素材でなければ白っぽく見えてしまうことも。 披露宴ではゲストはほとんど着席して過ごします。 上半身だけ見たときに白っぽく見えてしまわないか?というのもよく確認しましょう。

出典: 結婚式の服装マナー、女性のドレスや髪型のNGポイント結婚塾

黒はフォーマルな色ですが、西洋では喪のイメージが強い色です。教会の結婚式に出席する場合は全身黒は避けましょう

出典: マルイ|トピックス|フォーマルウエアのスタイリングとマナー

葬式や弔辞では黒・白以外はNG

 弔辞では喪を意味する白黒カラーのもの以外はNGです。ストッキングも肌色か黒がマナーです。

基本的にどの場面でも動物素材はNG

動物の革は殺生をイメージさせるため、本来、冠婚葬祭の場では避けられてきました。最近は、カーフやキッド、スエードやヌバックはOKとされていますが、ヘビやトカゲ、ワニなど爬虫類素材のものはいやがる人がいます。 型押しも避けたほうがいいでしょう。靴やベルトを選ぶときも注意して。

出典: マルイ|トピックス|フォーマルウエアのスタイリングとマナー
 「殺生」や羽や毛皮の素材は「抜け落ちる」という意味があるそうですのであまりふさわしい礼服とはいえなさそうですね。


 フォーマルウェアで大切なことは、 その場にふさわしい服装です。突然フォーマルウェアが必要になっても上記4つを最低限意識しておけばきちんとした服装で会場へ行くことが出来ます。TPOを考えて会場で出来る女性を目指しましょう。

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