ビジネスマナーはたくさんありますが、その1つ1つをあなたはきちんと守れていますか?ビジネスマナーの中でも軽視されがちで守れていない人が1番多いのが遅刻ですね。社会人として遅刻をするという事は、あってはならないことですし、もちろんビジネスマナーに反しています。では、なぜ遅刻をしてしまうのか、またどうして治らないのか、主な原因と対策を3つ挙げてみましょう!
【1】遅刻に対する問題意識がない
本人も遅刻をしてすぐの時はしまった、悪かったと反省をしている事でしょう。しかし、繰り返し遅刻をする以上、遅刻してしまっても何とかなる、謝れば何とかなる、と無意識にでも考えていると言えましょう。自分の遅刻によって周囲に迷惑をかけているという事が、わかってはいるのですが、実感として感じていないとも言えます。
改善策としては、遅刻をする人間の上司が、厳しく指導する事が重要でしょう。事が起こってからでは遅いので、事の重大さをしっかりと伝えるべきです。遅刻をする人間の同僚が見かねて注意する場合には、時間はかかりますが繰り返し伝える事が大切です。遅刻されるといかに困るか、感情的にならず伝えることが必要です。
【2】見通しが甘い
遅刻をしてしまう人は、時間的及び業務的に見通しが甘いというのも原因の1つですね。例えば、朝の出勤の時間を思い出してみて下さい。時間的にギリギリで出勤しようとして、遅刻してしまうという場合も多いのではないでしょうか?行けると思っても、少し余裕を持つ事が大切です。
また、取引先に資料を持って訪問するにしても、その資料の作成にぎりぎりまでかかってしまい、結果的に訪問が遅れたという事もあるでしょう。取引先を訪問する時には、なおさら余裕を持って行く事が大切です。自分ではこのくらいのペース配分でいけると思っても、少し時間的・業務的に余裕をもって物事を行うべきです。本人が自覚できていないという場合は、周囲の人間や指導するべき上司が自覚を促すべきです。
【3】業務がオーバーワークになっている
本人も遅刻している事のデメリットを自覚している上に、遅刻しないように意識し努力していても、遅刻が治らないという場合は、仕事量などがオーバーワークになっていないか、本人はもちろん上司も振り返ってみましょう。
例えばあまりにも業務を抱えすぎて、その為に取引先の資料が遅れて結果的に遅刻につながったりしていませんか?また、あまりに職場と勤務地が離れていて、乗り継ぎなどや遅れが多い事によって、寝坊などではなく物理的に遅刻してしまっているのではないですか?オーバーワークなどが原因の遅刻でしたら、速やかに業務上の改善を図るべきです。
以上、遅刻癖の治らない人の原因と改善の方法について合わせてご紹介してみましたがいかがでしたか?繰り返しになりますが、遅刻はビジネスマナーに反するので、くれぐれも遅刻しないように、しっかりと認識することが大切です!
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