仕事に反復性や習慣性を持たせることは効率改善のためには必要不可欠。でも、行き過ぎると固定概念に囚われて、生産性の低下を引き起こしてしまいます。固定概念に囚われた状態で仕事をすると、改善への歩みを止めてしまい仕事が停滞してしまいます。だからと言って、固定概念からなかなか抜け出せないのも事実。こんな時どうしたら良いのでしょうか?今回は、生産性が落ちてきた時に固定概念に囚われることを防ぐ3つの対策をご紹介します!
【1】自分の先入観を捨てる
固定概念で物事を見ると、物事の本質を正しく評価することが出来ません。自分の勝手な思い込みだけで評価してしまいますから、新しいものを有効活用することができなくなってしまうんです。こんな時は 先入観を捨ててフラットな状態で物事を認識することが重要です。仕事を長く続けていると経験を重視して仕事を進めるようになっていきます。過去の経験は貴重な情報であると同時に先入観を生み出す危険性をはらんでいます。
自分の知識や経験だけを基準にして物事をとらえてしまうと、今以上の仕事ができる可能性の芽を自ら摘むことになりかねません。
【2】視点を変えてみる
一方向からだけ物事を認識していると、知らず知らずのうちに固定概念に囚われてしまいます。 常に他の視点を意識して、物事を多面的な視点からとらえようとすることが大切です。柔軟で豊かな発想を生み出すのです。
一つの仕事を長く続けている人ほど、自分の視点だけで仕事をしてしまいがちです。時には別の側面から仕事をとらえると、今まで気付かなかった改善点や問題点が発見できるでしょう。
【3】自分の常識で物事を計らない
誰でも一番の判断基準は自分の感覚ですが、自分の感覚が他人にとって普通なものとは限りません。常に一つの判断基準で物事を選択していると、知らず知らずのうちに固定概念が生まれてしまいます。
自分の気持ち以外の新たな判断基準を用いることで、仕事に新しい価値を与えることができるでしょう。例えば、企業が価値あるものだと判断していても、それが顧客にとって価値あるものだとは限りません。この場合は自分を基準に判断するのではなく、顧客の持つ判断基準を利用して選択することが必要です。
いかがでしたか?固定概念は意識して生まれるものではなく、長く続けている内に凝り固まってしまうものなのです。時には自分の仕事を振り返り、固定概念に囚われて仕事をしていないかどうか、自分自身を見つめ直すことも大切ですね。
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