あっつあつのお茶を飲む
意外なことだと思いますが、熱いシャワーや、熱い飲み物も熱中症予防に効果があります。熱中症を防ぐには、体の熱をどんどん外へ逃がしていくことです。熱いシャワーを浴びたり、熱い飲み物で体温が上がると、その分だけ外気に熱が逃げやすくなります。
湯船に浸かる
牛乳を飲む
牛乳には、アルブミンというたんぱく質が含まれているからなんです。アルブミンには、血管内に水分を引き込んで、血液を増やす作用があります。
血液量が増えると、皮膚に近い末梢の血液量も増えますので、汗をかきやすくなったり、皮膚表面から熱を放散する機能が高くなったりします。
つまり、体温を調節しやすくなるんですね。
朝ごはんを和食にしてきちんと食べる
熱中症死亡事故は午後の日差しの強い時もさることながら、意外に午前中、10時から12時に多く起こっています。
水分量と聞いて皆さんがイメージするのは「飲水」だと思いますが 必要な水分量は水やお茶が全てという訳ではありません。 食事の中にも水分は含まれているのです。
熱中症対策！疲労回復＆水分補給できる食べ物
熱中症の原因は水分不足ですが、疲労が溜まっているとさらに熱中症にかかりやすくなってしまうのです。
では、どんな食べ物なら疲労回復、水分補給ができるのでしょうか？
最後は熱中症対策の近道となる疲労を回復する食べ物と水分補給できる食べ物を紹介していきます。
【熱中症対策】疲労回復に効く食べ物①：カリウムを多く含む食べ物
先ほど、汗をかくとミネラル類が多く失われてしまうとお話しましたね。ミネラル類の不足によって体の調子が狂ってしまうのです。
小豆、そら豆、いんげん豆、海苔、パセリ、干しヒジキ、ほうれん草、さといも、じゃがいも、落花生、松の実、バナナなど
【熱中症対策】疲労回復に効く食べ物②：ビタミンB1を多く含む食べ物
ビタミンB1が不足してしまうと、ビール等に多く含まれる糖質を分解することが出来なくなってしまうのです。そうすると乳酸等の疲労物質が蓄積して疲れやすくなります。
豚肉（ヒレ肉・モモ肉・ロース・肩ロース・ひき肉など）、ハム、焼き豚、ウナギ、グリーンピース、海苔、青海苔（乾）、大豆（乾）など
【熱中症対策】疲労回復に効く食べ物③：クエン酸を多く含む食べ物
先ほどのビタミンB1は疲労物質を分解する栄養分でしたが、クエン酸はその疲労物質の発生から抑えてくれる栄養素です。
梅干し、レモン、グレープフルーツ、オレンジ、食酢、黒酢、もろみ酢など
【熱中症対策】水分不足を補う食べ物
熱中症の大きな原因である水分不足を解決するのであれば、水分を摂れば良いんじゃ……なんて思っていませんか？
実は、水分は飲料水で摂るよりも野菜や果物に含まれている水分のほうが、体の中に入りやすい性質を持っているのです。
野菜や果物からの水分補給はとても効率がよいのです。
食べ物で水分を補給することがとても大切であるということが良く分かりますね。
では、具体的に水分を多く含む食べ物を見ていきましょう。
●きゅうり（97％）
●生ラディッシュ（95％）
●セロリ（95％）
●スイカ（91％）
●生ブロッコリー（89％）
●桃（89％）
●ヨーグルト（88％）
●生人参（88％）
●プラム（87％）
●りんご（86％）
主に夏が旬である野菜が目立ちますね。これらの食材をいつもの食事にプラスしてあげるだけで簡単に熱中症対策をすることが出来ますよ。
ここでは、熱中症の予防に繋がる意外な対策方法を紹介しました。意外な方法でも、キチンと予防をすることができます。ぜひ参考にしてみてください！
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