よくメンタルが強いとか弱いといった議論がなされますが、常にメンタルを強く持ち続けるのは難しいですよね。例えば営業職であれば、失注が続くと営業のやり方が何かおかしいのではないか、間違った訴求ポイントで営業をしているのではないかというように疑心暗鬼になるのが普通だからです。
でも、いつまでも落ち込んだままで失敗からの回復能力が低い人はメンタルが弱いということになります。では、メンタルの弱さが仕事に及ぼすデメリットとは一体どのようなものなのでしょうか?
メンタルが弱い人とは...?
では、何を持ってメンタルが弱いと言うのでしょうか?誰しも気分が落ち込んだり絶望的な気持ちになることはあります。なので、気持ちや心の復元力が弱い人がメンタルが弱い人と言えるでしょう。
逆に、営業で大型案件の受注が連続して獲得出来たなり、画期的な製品開発が出来た技術者のメンタルが強いかどうかは、仕事の結果だけではわからないのです。ずっといい状態が続き続けるという事はまずあり得ないからです。
メンタルが弱い人が仕事をする際に生じるデメリット
メンタルが弱い人は、悪い状態が長く続き仕事の成績が復活しないという最大のデメリットがあります。自らの復元力がないと、仕事で成果を上げるきっかけを自分以外の環境などに依存しがちになります。よい環境に好転すればいいのですが、環境がそうなるとは限りませんので、やはり、仕事のよい成績を取り戻すのに時間がかかってしまいます。
さらに、メンタルが弱い人は、他人、すなわち、部下や同僚や仕事でのパートナーなどの気持ちを高めて、リーダーとして仕事を引っ張っていくことにも適しません。自分自身のキャリアの幅を狭めてしまう事にもつながるのですね。
メンタルが弱い人がいるとその人だけではなく、組織としても仕事をリードする推進力に欠けるというデメリットが生じてしまうのです。落ち込んだり立ち止まることがあってもいいのです。大切なのは自分に合った回復法を身に付けてメンタルを強化していくことです。
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