なかなか難しいオフィスのデスク、ロッカーの整理整頓。
「いつの間にかデスクの上が資料や文房具だらけ」「ロッカーの中がぐちゃぐちゃ」なんて経験がある人もいるのでは?
整理整頓が苦手な人もすぐに実践できるオフィスデスクの整理整頓方法&狭いロッカーを有効活用する収納術を紹介したい。
オフィスデスク、ロッカーを整理整頓する意味
デスクやロッカーの“最適なきれいさ”には個人差がある
「デスクの上が汚い人は仕事もできない」という定説はさておき、会社にはさまざまなタイプの人がいる。
雑多な環境でも集中して仕事ができる人もいれば、デスクの上に物が置いてあると気が散るという人までさまざまだ。
自分基準でオフィスデスクを散らかしたままでは、きれい好きな人の気分を害している恐れがある。
オフィスデスク、ロッカーを整理整頓しない人の印象
また、デスクやロッカーが汚いと「だらしない」「不潔」など、あまり良い印象を与えないものだ。
「自分は他人の目、他人からの印象は気にしない」などと屁理屈をこねるのではなく、オフィスデスクやロッカーを整理整頓しないことには多くのデメリットがあるということを理解してほしい。
自分のオフィスデスク上の汚さをチェック!
では、整理整頓できていないオフィスデスクというのは、どんなデスクなのだろうか?
下記のチェックリストを使って自分のオフィスデスク上の汚さをチェックしてみてほしい。
3つ以上当てはまったら、デスクの上の整理整頓ができていないということになる。
オフィスデスク上の整理整頓チェックリスト
- 机の半分以上が文房具や書類で埋まっている
- 机の上にA4の引き出しトレーが置いてある
- 書籍、書類が常に平積みされている
- 文房具を立てるペン立てがいっぱいになっている
- 机の上、引き出しの中に仕事と関係ないものが入っている
- 専用のメモ用紙がない
- 引き出しの中の仕分けができていない
- 電話やPCに付箋が大量に貼ってある
- 不要な書類を捨てない
- 封を切っていない郵便物がある
- 机の下のスペースに私物やダンボール箱を置いている
デスク上をきれいに保つ“たった1つのルール”
デスク上をきれいに保つルール:デスクの上に置くものを“パソコン”と“電話”だけにする
小物や雑貨が好きな人の場合、ペン立てや小物入れなどの収納グッズでデスク上を整理しているかもしれない。
しかし、収納する場所があるというのは物が増えてしまう原因になってしまう。また、中身の見える収納ボックスを使うと、視界がごちゃごちゃしてしまう恐れがある。
デスク上をきれいに保つために必要なルールはたった1つ——デスクの上には「パソコン」と「電話」だけを置く、というルールだ。
【キャビネット、引き出しがない人向け】デスクの整理整頓ルール
先述したルールはキャビネットや引き出しが会社から支給されている場合のみのもの。
キャビネットがないという人は下記のポイントを守って、デスクの上を整理整頓しよう。
キャビネット、引き出しがない場合のデスク上の整理整頓ルール
- 書類をしまうファイルボックス、文房具の収納ケースはデスクと同系色のものを選ぶ
- 文房具の収納ケースは透けないタイプのものを選ぶ
- 不要な書類、書籍はデスクの上に置かない
【デスク上の整理整頓】3段キャビネットの活用術
デスクの上に置いていた文房具などは、3段キャビネットの中に収納しよう。
デスク上をきれいにするキャビネット活用術①:1番上の段には「文房具」を収納する
一番上の段は、よく使う文房具を収納しよう。
100円均一や雑貨店などで取り扱われている透明なケース、仕切りを活用するときれいに収納できる。
「切るもの」「貼るもの」「書くもの」など、用途別にケースを分けると使いやすいだろう。
デスク上をきれいにするキャビネット活用術②:真ん中の段には「デスクのスペースをとるアイテム」を収納する
使わない書類などを収納しがちなキャビネットの真ん中だが、ここにはデスクの上に置いておくとスペースが取られがちなものを収納しよう。
仕事で参考にする書籍や名刺ケース、ガジェット類などは、机の上に置きっぱなしにせずに真ん中の引き出しに入れることを習慣づけてほしい。
デスク上をきれいにするキャビネット活用術③:一番下の段には「書類」を収納する
キャビネットの一番下の段には、あらゆる書類を収納する。
厚紙製のファイルボックスに「直近で使っている書類」「すでに使わなくなった書類」「1ヶ月後に処分する書類」などに分けて、厚紙製のファイルボックスに書類を入れていこう。
重要な書類には付箋を貼っておくとわかりやすくなるためおすすめだ。
オフィスロッカーのおすすめ収納グッズ5選
企業によってはロッカーを支給しているところもあるだろう。
オフィスのロッカーの大きさはさまざまだが、限られたスペースの中にコートや洋服、小物類を収納する必要がある。
そこで今回は、限られたスペースを有効活用するためのおすすめ収納グッズを見ていきたい。
オフィスロッカーのおすすめ収納グッズ①:スリムタイプのハンギングラック
縦長のロッカーを使っている人におすすめのアイテムが、突っ張り棒などの棒に吊るすハンギングラック。
スリムなラックを選ぶことで、横に洋服をかけるスペースを作れる。
ひざ掛け、ポーチなどの小物類などをラックにしまうことで、一目で欲しいものを手にとることができるのだ。
オフィスロッカーのおすすめ収納グッズ②:マグネットフック
いくつか持っていると重宝する収納アイテムがマグネットフックだ。
鞄や買い物してきた袋をかけるもよし、置き傘をかけるもよし。引っ掛けられるアイテムであれば、マグネットフックでなんでも空中収納することができる。
マグネットフックにウォールポケットなどをかければ小物収納できるスペースも増えるため、ヘアブラシなどの小さな身だしなみグッズをロッカーに入れておきたい人におすすめだ。
オフィスロッカーのおすすめ収納グッズ③:シュースペースセーバー
オフィスのロッカーに靴を収納している人におすすめなのが「シュースペースセーバー」。
雨用の靴を常にロッカーに入れたり、会社で靴を履き替えたりする場合、意外にも靴が場所をとってしまう。
そんなときにシュースペースセーバーがあれば、デッドスペースを作ることなく収納しておけるのだ。
オフィスロッカーのおすすめ収納グッズ④:ワイヤーバスケット
ポーチなどにしまわずに、物をそのまま棚に置いている人におすすめしたいのがワイヤーバスケット。
エチケットグッズやストッキングや靴下の替え、お菓子、常備薬など、ガサっと入れてもサマになる。
また、何が入っているのかも一目で確認できるところや重ねることができるのもおすすめポイントだ。
ロッカーの幅や高さに合ったワイヤーバケットを選んでみてほしい。
オフィスロッカーにおすすめ収納グッズ⑤:省スペースハンガー
ロッカーの中に常にジャケットを置いているという人におすすめなのが、省スペースハンガー。
横掛けしたら2着程度しか洋服をかけられないというスペースでも、省スペースハンガーを使うことで約6着もの洋服をかけておくことができる。
耐重荷量のある突っ張り棒や備え付けのポールであれば、問題なく使えるはずだ。
デスクやロッカーが汚いと、やはり印象が悪くなったり他の人の精神衛生上よくなかったりするもの。
忙しさにかまけてデスクやロッカーを整理整頓していないという人は、本記事をきっかけに自分のデスクやロッカーの状況をチェックしてみてほしい。
整理整頓が必要な状態であれば、記事内で紹介した収納術を実践して、デスクやロッカーをきれいにしよう。きっと新鮮な気持ちで仕事に挑めるようになるはずだ。
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