あなたは遅刻のデメリットについて具体的に考えたことがありますか?自分は5分10分しか遅刻しないから大丈夫なんて考えていませんか?軽く考えがちな遅刻癖ですが、実は仕事において大きなデメリットになっているのです。遅刻は自分一人だけの問題ではありません。今回は「遅刻癖」の大きな3つのデメリットについて見ていきましょう。
【1】周囲の人々の信頼をなくす
仕事に遅刻すれば、当然仕事に対してやる気がないとみなされます。例えばその会社において朝一番でミーティングが行われていたとします。そのミーティングに、ちょっとの時間とはいえ毎回遅れてくる人がいたら、「やる気あるの?」と思ってしまうでしょう。
何か大事なミーティングがあれば一度でその信頼は崩れますが、日々の仕事で積み重なった遅刻癖の場合、じわじわと信頼をなくしていきます。信頼をなくすのは簡単ですが、取り戻すのにはなくす時間の何倍もかかるのです。一度の遅刻であれば、そのあとしっかりと時間を守り続ければ大目に見てもらえるものが、癖になってしまっているとなかなか信頼を取り返すことができないのが大きなデメリットの1つです。
【2】取引先との信頼のきっかけをなくすことになる
初対面の取引先との打ち合わせに遅刻した場合、会ってもいない第一印象がそこで決まってしまいます。約束を破られた取引先は、その人の仕事能力云々ではなく、その遅刻癖が業務に支障が出ると判断されます。
例えば、もし大事な取引であった場合、まだ付き合いの浅い取引先が可否を判断する場面になった時のことです。取引先は、仕事ができるかどうか、その人の人間性が信頼に足るかどうかで判断します。しかし、遅刻してしまったその一点で、「この人なら大丈夫」が「この人では安心できない」になってしまい、取引に支障が出てしまうという、これも大きなデメリットですよね。
【3】仕事が滞る
遅刻をしてしまうと信頼をなくすだけはなく、仕事も滞りますね。先程に沿って例をあげると、ミーティングで話した内容を遅刻した人にもう一度話さなければならない時間のロスになります。説明している人の時間も取られますし、遅刻した人も業務に取り掛かるまでに時間をロスします。
そうでない場合も、遅刻した人の仕事は、遅刻した時間の分だけ遅れることになるので、その仕事にかかわる上司部下のみならず、取引先や顧客にも迷惑をかける結果となるのです。
遅刻は自分が思っている以上に自分だけでなく、周りの人たちにも大きな迷惑になっているということがおわかりいただけたでしょうか?これを機に自分の生活を見直して、時間に余裕を持った行動を心がけましょう。
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