頭が整理出来ないときは、紙に書き出してみたら?というのはよく言われることですね。しかし、実際紙に書いたからといって仕事の悩みや考えていることが解決するわけでもないですし、本当に書き出すことに効果はあるのでしょうか?今回は「紙に書き出すこと」での効果をみていきたいと思います。
書き出すと情報が整理される
人間は頭の中だけで物事を考えると、同じ思考を何回も繰り返してしまうそうです。紙に書き出すことにより、頭で考えるといつも同じになってしまう結果を防ぐことが出来ます。
客観的な視点で物事を見れる
書いた文字を見ることによって、客観的に物事を見ることが出来るようになります。頭だけで考えていると気が付きませんが、とにかく書いて書き終わったら紙を見てみると、意外に小さなことを何回も繰り返して悩んでいた自分がわかったりという発見が出来ます。
先延ばししない
考えに詰まってしまうと、まあなんとかなるだろう。考えたけど結果わからなかった。という答えにいきついてしまいがちです。紙に書き出すことにより、原因がわからないという現状を直視し、きちんと答えを出すという行動をとることが出来ます。
オススメの書き出し法
とにかく最近もやもやするな、原因はわからないけれど気持ちがスッキリしないな。と思ったらすぐに書き出しを行うのがポイントです。早めに気持ちをスッキリさせる癖をつけることによって、悩み込んでしまうことを防げます。
紙に書き出すときに大切なのは、とにかく思いついたことを書いていくことです。無理に整理しようと思わなくても、書き出すことによって頭を空っぽにすることが大切なのです。考え込んでしまって、何を書いたら良いかわからないという人は簡単でいいのでマインドマップなどのフレームワークを使用するのもよいでしょう。
簡易版マインドマップの書き方
①紙の真ん中に、解決したいことや問題、思っていることを書きます。
例:仕事が辛い。上司と上手くいかない。時間がない。など思いついたことでOK
②真ん中に書いたことの原因や、関連することを周囲に書いていきます。
③どんどん出てきた考えを軸にして書いていきます。
何も書くことが浮かばないという人は「なぜそう思うのか?」と自問自答してみましょう。
④最後に書き終えたら、自分の書いたマインドマップを俯瞰してみます。
はじめに書いた真ん中の議題からどのような考えが出てきたのかを見てみます。
違和感を感じたら、早めに対処を打つのが何よりも大切です。仕事をしていると様々な情報を得る機会が多くあります。そんな中、自分の考えをきちんと整理しておけば仕事もスムーズに気持ち良く進めることが出来るのではないでしょうか?
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